19万8000円の中古車
数年前、乗っていたレガシィW(BG)が故障頻発で、乗り換えました。
H6年式とは言え、走行距離4万㌔ながら19万8000円と
2010.4.18
- 総評
- 19万8000円の中古車
数年前、乗っていたレガシィW(BG)が故障頻発で、乗り換えました。
H6年式とは言え、走行距離4万㌔ながら19万8000円という、非常に怪しいクルマでしたが、値段以上の働きはしてくれたと思います。
やはり3S-GEエンジンは、頑丈でしたね。
始動しないとか、異音が鳴る、という事は一度もありませんでした。
マニュアルならではの、運転の楽しさを教えてくれたのもこの車です。
前車がレガシィのツインターボだったので、絶対的な走行性能には及びませんが、ライトなツーリングを楽しむという意味では、全く不満は無かったです。
但し、いわくつきのクルマでしたから、故障が無かった訳でもありません。
ベルト類がボロボロで、切れる寸前でした(笑
経年劣化を加味しても、4万㌔にしては、どう考えてもおかしいくらいの損傷状態だったようです。
あとはブレーキキャリパーの固着など、なかなか気付きにくい部分での異常はあったようです。
まぁこれらは全て車検時に明らかになったことで、乗っている分には表面化はしませんでしたけどね。
走行距離や納車時点検なんて、ほとんどアテにならないんだなと思い始めたのも、この頃からです(笑
新車であれば、こういう心配はいらないのかもしれませんが、職場の上司などは以前中古のハイエースを100万円で購入したが、事故車だったようで水漏れがひどく、故障だらけでとても乗っていられなかったと言っていました。
結局、中古車というのは値段や走行距離は一種の目安に過ぎず、こういうリスクが常にあるという事なのかもしれません。
この後も、10万㌔で19万円のステップワゴン、12万㌔で50万円のエルグランド、そして18万㌔で98万円のランクル(これは別格ですが)ときましたが、エンジンやミッションなどの駆動系が壊れるほどの故障に出会った事はありません。
もちろん、故障がゼロでないのも事実ですが、どこまでを故障と見るのか?そういった見極めが重要だということを、学んだような気がします。
年式が新しくても、上司の話題のように、事故車でボコボコだったいう話も聞く訳ですし。
- 満足している点
- ・頑丈なエンジン・十分な馬力
真冬でも一発始動、順調な吹け上がり。車体が軽いので、キビキビ動いてくれます。
FF駆動なので、冬道もある程度安心して乗る事ができました。
また、2リッター、180psというスペックは、1.2tほどのボディを引っ張るには十分過ぎます。絶対的な性能を求める人はGT-Fourを買えば良い訳ですし。
あくまでもこちらは『流す』車です。
セリカの前車にはレガシィ(ツインターボ)、後車にはステップワゴンを乗りましたが、実はこのセリカくらいの性能が一番フィットしていたのかな?と、後になって気づきました。
・燃費の良さ
ハイオク指定で、当時は燃料が高騰期にありましたが、燃費の良さだけは助かりました。
それほど運転に気を使わなくても、待ち乗り10km、遠出13kmでした。
・色あせないデザイン
昆虫のような、可愛らしいスタイル。国産スポーツカーにありがちな、ツンツンしたスタイルとは一線を画した姿が、気に入っていました。
女性が好んで乗っているのも、うなずける気がします。
・必要十分な室内空間、疲れない乗り心地
運転席と助手席に乗る分には、広々した空間でした、突き上げもそれほど強くない乗り心地でしたので、長距離ドライブも楽だったように思います。
・高めの最低地上高
145mmくらいだったと思いますが、段差をあまりに気にしないで乗れていたと思います。
現在、相方が乗っているエルグランド・ハイウェイスター(140mm)の方が、よほど気を使います。
- 不満な点
- ・低回転域がややスカスカ、回りもややもっさり
レガシイほどではありませんでしたが、友人が乗っていたレビンほど軽々と回る訳でもなく、かと言ってよどみなく高回転域に達する訳でもない、どこか半端なエンジンだったかもしれません。
まぁ、不満で不満で仕方ない…という訳でもありませんでしたが。
音もトヨタ的で、『サウンド』というよりは『音』でしたね(笑。
レビンの方が、もっと逞しい感じがして好きでした。
・半端なタイヤサイズ
205/55R15だったと思いますが、あまり出ていないサイズとの事で、値段は高めでした。
仕方なく、スタッドレスはbBなどに使われる185/70R15なんかを履かせていましたね。
ホイールもどこか半端なサイズで、マルチ穴の激安アルミを冬用にセット購入したのを覚えています。
・オイル容量
これまた細かい話になりますが、エレメント交換となると、4.5L必要となるため、一缶では足りません。
当時は、オイルにこだわってみようかな?なんて生意気な気持ちがあったものですから、缶売りのものを入れてみようと思ったのですが、1L缶が別途必要になるため、仕方なくピットメニューにしたのを覚えています。ケチくさいと言われればケチくさいのですが、車自体が19.8万円でしたので・・・。
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