トヨタ セリカ 「とにかくスタイリングである。セリカはエク...」のユーザーレビュー

とにかくスタイリングである。セリカはエク...

2003.11.23

総評

とにかくスタイリングである。セリカはエクステリアに先進的なデザインを採用する為、いつまでも古さを感じることはないと断言できる。形に惚れたら買って損はない。
走りの面ではよく曲がらないというが、アンダーが出てもさらにアクセルを踏み込めばフロントが引っ張っていってくれる。ブレーキもキャリパーはしっかりしていて不安はない。街乗りでもパッドは必ず変えるべし。
居住性はボディを見たまんま、である。前席は狭くはない。クルマに興味ない女性を乗せても不満がでることはない。だがリアは正直厳しい。Ａ80スープラほどではないにしても174ｃｍ以上の人間が乗ると頭上のクリアランスがなく、下手すれば首を寝かせないと乗れない。ま、デートカーと割り切れば問題ないけどね。だってこのクルマでフル乗車しないでしょ。

なぜか皆速さにばかり目を奪われがちであるが、速さだけでエボ・インプと比較するのは間違いだ。なぜならセリカはあくまでスポーティーカーでありスポーツカーではないからだ。各オーナーも、たとえスポーツカーとして不満があっても、絶対スポーティカーとしては不満は出ないはずだ。そここそがセリカというクルマの良さだと思う。

満足している点

なにはともあれスタイリングだろう。２リッタークラスでカッコいいターボ４ＷＤはセリカだけだ。またスポーティーカーとしては非常に良く出来ている。
動力性能でみれば、元々３ＳＧＴは高いポテンシャルを秘めておりライトチューンでも３００馬力までラクに出てくれる。足については賛否両論であろう。ただ私自身は車高を落としたりさえしなければ（ノーマルであるならば）Ｓストラットは非常に優秀な足であると思う。
しかし一番満足している点はトヨタ車らしく信頼性、また質感が高い点だ。例えばエアコン。夏場でもガッチリ効いてくれて、かつ壊れない。塗装ひとつとってもキメの細かい上質な塗装である。スピーカーも純正の段階で不満のある音を奏でるようなことは無い。だが三菱ではこうはいかない。こーゆーとここそクルマとして重要だと思う。

不満な点

ノーマルであればＳストラットは非常に良く出来ているが、社外に変更する場合には逆にＳストラットであるがためにコストが高くついてしまう点。
インテリアの不満もある。皆さん感じているようにドリンクホルダーが使いづらい。あきらかに他グレードのＡＴ車を主眼において作られているとしか思えない。また、質感も納得いかない。ＳＳ-１、ＳＳ-２からみれば上質なインパネもＧＴ-Ｆｏｕｒからみればちゃちに見える。全グレード共通のインパネの為、下のグレードとトップグレードの差がない。要は３００万を超えるクルマのインパネではないということだ。（言い方が悪いが）逆を言えばグレードが下がるほど新車価格の割りに質感が高くなるともいえる。トヨタ唯一の２リッターＨ/Ｂターボ４ＷＤなのだから、個人的にはたとえ小規模でもスカイラインＧＴ-Ｒのように他グレードとの差別化があってもいいと思えるが。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験