トヨタ bB 「見える部分を若者仕様にしたカローラ バカ売れした先代を、よりトヨタ的にした現行は見た目こそ若者風のちょっといかつい、悪く言えば下品なスタイルをしている」のユーザーレビュー

見える部分を若者仕様にしたカローラ バカ売れした先代を、よりトヨタ的にした現行は見た目こそ若者風のちょっといかつい、悪く言えば下品なスタイルをしている

2008.4.23

総評

見える部分を若者仕様にしたカローラ
バカ売れした先代を、よりトヨタ的にした現行は見た目こそ若者風のちょっといかつい、悪く言えば下品なスタイルをしているものの、その中身はとても常識的になりました。
では、トヨタ的とはどういうことか。
ハンドルは軽く、足回りも柔らかく、快適装備満載。運転は2の次3の次で極力運転していることに気がつかせないような作りのことだと思います。
その最たる車がカローラではないでしょうか。
このbBも見た目こそ奇抜ですが、その中身はカローラになろうとしています。
先代より質感が上がりました。足回りもかなり柔らかくなりました。操作系も柔らかく簡単になりました。誰が乗っても「良くなったなぁ」と思うでしょう。
ただし、エンジンの非力さは変化がありませんでした。アクセルを踏んでも音ばかり威勢がよく肝心のスピードはサッパリ。100kmも出せばうるさくて音楽など聞いていいられません。コンセプトであったはずの「ミュージックボックス」はどこへいったのか。
この見た目が好きならば買って後悔することはないでしょう。何故ならばカローラらしく目立った欠点も無く無難な車だからです。故障やトラブルといった煩わしい事とは無縁でしょうし、そのクオリティは恐ろしいほどに高いものです。
現在、トヨタ車を乗っているユーザーの年齢層はかなり高いと聞きます。それはメーカーにとってとても恐ろしいこと。トヨタは必死になってホンダやマツダあたりの若者層を獲得しようとしているのです。その先駆者がbBだと思います。
カローラは良い車ですがそのイメージやエクステリアがあまりにもおじさん臭い。なら上っ面だけ若々しくすれば売れるだろうとトヨタは考えました。
その戦法は見事に当たりbBは相変わらず売れています。さすがにトヨタは商売の上手いメーカーだなと再認識させられました。
最後に、私は素直な人間ではないので、トヨタの戦法に見事はまる様なユーザーにはなりたくありません。また、こんな子供っぽいデザインの車は恥ずかしくて乗っていられません。お好きな人はどうぞ。

満足している点

トヨタ品質はかなりポイントが高い。
四角いボディなので物がいろいろ積める。ヴィッツあたりと比べれば間違いなくbBの方が広い。
奇抜なスタイル。賛否はあるが確実にBbらしさがある。
乗り心地が良くなった。女性には好評でしょう。

不満な点

スピードを出すとミラーから風きり音がかなり騒ぎ出す。加えてエンジンまで大騒ぎ。これで「ミュージックボックス」とはトヨタも図々しいなぁ。
特に天井にノイズが集まるらしく長時間のっていると耳がかなり疲れる。
国際車のヴィッツには付いているCVTが付いていない。
低速域ではアクセルに振動がある。
横風の強い日はスピードをだすとかなり振られる。高速道路では怖い思いをします。
音だけは勇ましいエンジン。ボディが重過ぎます。
シートが扁平すぎてちょとカーブをしただけでも尻が動く。いくらデートカーといえど、ベットにしている時よりも運転している時の方が多いんだからもう少し腰の入るものを与えてほしい。
背もたれの調整レバーの位置が後ろ過ぎてやりにくい。背の低い方ならばなおの事。
優等生のトヨタが精一杯不良の真似をしました、といったデザインはどうにも子供っぽくてセンスが無い。
これは仕方が無いことだがカローラと比べるとやはり品質は劣る。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験