トヨタ アリスト 「マジェスタの「異母」兄弟」のユーザーレビュー

バーンスタイン バーンスタインさん

トヨタ アリスト

グレード:V300_VERTEX_EDITION(AT_3.0) 1997年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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マジェスタの「異母」兄弟

2017.6.12

総評
独特のエクステリア、高級と斬新を上手く融合させたインテリア、2JZ-GTEの圧倒的パワー&トルク、数々の快適装備等、何を取っても「超高性能セダン」でした。
このようなセダンは二度と登場しないのかもしれません。
ブレーキがプアな事を除けば本当にいい車でした。
中古での値段もこなれてきているようですので手軽に高性能かつラグジュアリーなセダンが欲しい方にはうってつけではないでしょうか。
(ブレーキもブレンボ等社外品を入れれば良くなる筈ですし)
燃費が3リッターターボ故、良くないですが若者にセダン入門者として乗ってもらいたい車です。
満足している点
当時の自主規制枠一杯の280PSという馬力より46kg-mという大トルクがもたらす走りは兎に角「速い」の一言に尽きました。
どの速度域からでも加速していく2JZ-GTEエンジンは本当に名機だったと思います。
街乗り、高速、ワインディング、どのステージでも圧倒的加速には舌を巻いたものです。
エクステリアも当時の国産高級車とは一線を画するスタイリングで存在感抜群でしたし、インテリアも高級サルーンなのに包まれ感のあり、当時珍しかった黒木目調パネルだったのも新鮮でした。
不満な点
ノーマル足の時はやはりトヨタも「硬い」足にはできなかったのでしょう。
ロールも大きくホイールベースが短いせいかピッチングが大きかったと記憶しています。
これはエナペタルの車高調の導入で解消しました。
それとブレーキがものすごくプアな事。
重量が1.7トン近くあった車ですがフロントは片持ち2ポッド、リアも片持ち1ポッドで、リアに至ってはアルテッツァのリアと共用という今の高性能サルーンでは考えられない代物でした。
所謂「直線番長」でした。
これがフロント4ポッド、リアもそれなりだったら評価は相当変わっていたと思います。
それ以外は不満の無い素晴らしい車でした。
デザイン

-

走行性能

-

280PS/46kg-mのエンジン性能は現在でも一級品だと思います。
ATは4速と時代を感じますがトルクが分厚いので不満に感じることも少ないでしょう。
ただ、ブレーキがウィークポイントなのでそこは要注意ですね。
乗り心地

-

ノーマルはクラウンとの折衷だったのでしょう。やはりロールは大きめ、ピッチングが大きめの乗り心地でした。
エナペタル車高調に替えたことで適度に引き締まりましたが、乗り心地を大きく損なうという訳でもありませんでした。
ノーマルでゆったり流すのも良し、ちょっと手を加えたくなったら車高調を入れてみるのがいいかもしれませんし、ノーマル個体はサスがヘタっている個体が多いでしょうから、購入とともに替えてしまってもいいのかもしれません。
積載性

-

エクステリアを見るとトランク部が短いように見えますが、奥行があり結構荷物は積めました。
燃費

-

昔の記憶なので曖昧ですが街乗りで7キロ程度、高速巡航で8キロ~9キロ位だったと記憶しています。
3リッターターボにしては良い方だったと思いますし、確実にステージアよりは良かったです(笑)
価格

-

故障経験
こちらも流石はトヨタ車。
まったく不具合は出ませんでした。

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