トヨタ アルテッツァ 「仮題）悲運の名機」のユーザーレビュー

仮題）悲運の名機

2018.11.21

総評

　とてもいい車です。パッケ－ジングがよく、街乗りから
サ－キットまで、ドライビングを楽しませてくれる車です。
ほどほどの性能ですが、不満やもの足りなさは調律（チュ－ニング）
していけばいいわけで、自分好みの車に仕上げていく
楽しみがあります。
　価値観多様化の昨今でもこの車を愛せる人はたぶん少数派（？）。
人にはお勧めしませんが、私は買ってよかった！満足しています。
　

満足している点

　パ－ツを変えると効果が顕著に現れます。いじり甲斐があって楽しい。
私が特に感銘を受けた3大チュ－ニング・メニュ－は、
　・足回りの下、メンバ－を補強したとき。
　・リアサスペンションにヘルパ－スプリングを追加したとき。
　・LSDを入れたとき。
でした。
　あと、購入時からついているので推測ですが、軽量フライホイ－ルは
必須なんだと思います。
　
　ボデイ剛性はまだ結構あります。頑丈だと思う。
　
　4枚ドアって・・・人を乗せなくても何かと便利でいいですね。
　

不満な点

　ロ－ルしていったときのリアのト－変化。沈んでインを向くのは
仕方ないとして、その変化の量が大き過ぎると思います。

　アルテッツァという車に対する低い評価？
　AE86（レビンGTV最終；6年・12万ｋｍ）、
インテグラDC2 type-R（96spec；17年・19万ｋｍ）
と乗り継いできましたが、私にはアルテッツァが一番楽しいです。
（感覚がおかしいって？）
　

デザイン

4

　切り詰めたオ－バ－ハング。クロノメ－タ－。好きです。
　

走行性能

4

＜走る＞
　3S-GEは“ちょっと熱い走り”を楽しむのには
ノーマルでも十分なパワ－があると思います。
遅いと言えば遅いんですが、しようと思えばドリフトも楽しめます。
　
＜曲がる＞
　ハンドリングは鋭さこそありませんがリア駆動車らしく素直です。
ノーマル足回りでもまあまあのレベルの入力までは、
その負荷に応じたロール量できれいに旋回してくれます。
なかなか気持ちいいです。
　もちろんいじるとどんどん良くなっていくし、その過程も楽しめます。
　
＜止まる＞
　ブレ－キは純正のロ－タ－、パッドでも重い車を止めるのに
十分な制動力があります。もっとうれしいのは踏力の分だけ
効いてくれるのでコントロ－ルに幅が取れること。
こうでなくては。素敵です。
　

乗り心地

3

　LowferSportsKitにしているときはすごくいい。
　ZEALの車高調にしているときは悪い。

　車内の静粛性は良くない。
　

積載性

4

　まずまずの広さ。
　

燃費

2

　2LのNAにしては悪過ぎると思います。
　
　　標準燃費 7.52 km/L（平均）
　　最高燃費 14.25 km/L （一般道の長距離）
　　最低燃費 4.19 km/L （冬の通勤）
　

価格

3

　2013年の購入時点で100万円。
高い！と思われる人が多いかもしれませんが、
アルテッツァ１択でしたので惜しくはありませんでした。
　しかしながらディ－ラ－中古車ということで程度の良さは抜群。
いわゆる”当り”の車だったと思います。
　それでいて見えないところ（？）がいくつか交換済みだったのも
大きいです。
　

故障経験

　リアのブレ－キロ－タ－をカバ－するプレ－トの錆による異音など。