車素人の質問です。 この2台検討中なんですが、ジムニーラダーフレームとタフトプラットホームDNGAが劣る点はなんでしょう？ またDNGAが優れている点は何でしょうか？

Question

モノコックのオフロードは、は車体の歪みが出るため、剛性の強化するみたいな感じでしょうか？

新型ディフェンダーのモノコックが出ましたが、剛性強化により、ラダーフレームより優れることがあるのですか？

Answer 1

ラダーフレームというのは要するに走りを担当するシャーシと移住空間を担当しているボディが分離しているってことになります。
オフロードを走ることによる負荷はシャーシが担当するのでボディに負担が無い。
逆にボディが損傷しても、シャーシが無事なら走行は可能。
JAFの救出が難しい場所では安心感があります。

一方、モノコック構造はシャーシとボディが一体の構造です。
同じ強度ならラダーフレームより軽量になる。
同じ車体寸法なら室内空間を広く出来る。
部品点数が少なくなるのでコストや生産工程でも有利になります。

欠点としてはオフロードを走った時に過度な負担がかかるとボディ全体が歪むため、走行性能に影響が出たり修理費が高くなる可能性があります。

タフトのDANGは高い剛性と軽量化を両立していますが、それはオンロード用なので、オフロードの走行は推奨されていません。（一部の車種を除き他メーカーのSUVも同じです。）

ディフェンダーの様にオフロードに必要な強度をもつモノコックを作ることも可能ですが、オフロードが多い未開地や戦場など過酷な環境では、修理が簡単なラダーフレームの方が有利ですね。

画像はタフトの取り扱い説明書です。

質問者からのお礼コメント

大変参考になりました〜ありがとうございました〜^_^

Answer 2

ラダーとモノコックを比べても意味ないですよ。
より本格的にオフロードを行くならラダーです。街乗りメインならラダーは要らないですよね。モノコックの中でDNGAは強度が高くしっかりしているけどそれはモノコックの中での話です。ラダーは全くの別物と考えてください。
要は使用目的によります。

Answer 3

質問者さんの文脈からラダーフレームをランクルやジムニー、旧ディフェンダーの様なゴツいRV車両をイメージされているのかなと推測しましたが、
実は、結構身近なキャラバンやハイエースもラダーフレームだったはずです。

ラダーフレームは、簡単に言うと部品を組み立てて行けば簡単に出来るので、フレームが曲がっても交換出来てしまうと言うメリットが有ります。
デメリットは、重い・大きい・軽快性に欠けるなどです。

このラダーフレーム構造を、別の言い方でセパレートフレーム式と言います。
意味合いとして、1つの物が細かく分かれた方式と言う事になります。

意外かも知れませんが、実はレーシングカーなど一部の高性能スーパーカーもフレーム構造ですが、こちらをジムニーなどのセパレートフレーム構造に対して非セパレート式とか、アンセパレート式と言います。
違いは、部品を組み立て行くのでは無く、
最初から一つのフレームを作り上げて設置します。
一般的には、高額になり加工も難しい為に特殊な自動車にしか使いません。

モノコック式は、非セパレート式の簡素化された方式と思って貰えば良いです。
モノコックとは、一つの殻と言う意味になる構造方式で、近年のトレンドですね。

ディフェンダーへの採用を問われていますが、
私自身は、ディフェンダーを買える程の余裕が無いので一般論での回答になりますが、
重量的には軽くなり、部品点数も減りますから自動溶接や金型加工技術が有れば、コスト的にはメリットは有ります。

ボディ剛性の高さから、足回りも硬めに設定出来ますから、安定性や走りにもメリットは出ます。

正直、私はランクルもいずれモノコック式を採用すると予想しています。