同じエンジンなのにレスポンスが異なる車があります。

Question

スポーツカーとSUVでレスポンスが異なる理由は理解できるのですが、SUVの方をスポーツカーと同じレスポンスにセッティングした場合の弊害を教えてください。
また、具体的にどの部分をいじればエンジンのレスポンスが上がるのでしょうか。

Answer 1

SUVに求められるのはアイドリング領域より少し上の低回転域のトルクです

重積載で、なおかつ悪路に対応するには、エンジンがゆっくり回っていても確実に力が入る方が圧倒的に良いです。歩くよりも遅い速度であっても力が欲しい

本格SUVやクロカンでは悪路専用に減速比を2倍くらいにするギアが用意されていて、タイヤが超低回転の状態でも力を発揮できるようになってます。この手のクルマの超ローギアでの瞬間的な加速力は高いですよ。伸びは全然ありませんけどね

一般的な乗用車ベースのSUV(クロスオーバーSUV)やミニバンだって人や荷物をしっかりのせるのが大前提なので方向性は同じです。それが日常的な使いやすさにつながります。その一方で良好な燃費も欲しい

スポーツカーは基本的に高回転志向です。なによりもパワー（トルク×回転数）が大切。そのためには低回転域のトルクは犠牲にする傾向です。高回転でのパワーを追求するためには太いマフラーも欲しくなります

ジムニーにドレスアップで太いマフラーを付けている人がいますが、浅いアクセルでは力が出にくいので、ついつい深く踏み込んでしまいます。そして高い回転数でトルクが出る。その結果、駐車場とかではギクシャクした動きになります。MTの操作が下手だと更に酷い

スポーツカーの方がレスポンスが良いと感じる理由は？
そもそも基礎パワー・基礎トルクが高いエンジンを搭載していて車体自体は軽い。エンジンだって素早く高回転にふけあがる性質のものが主流です

同じエンジンでもレスポンスが違うクルマがあります。まずは重量そのもの。ファイナルレシオやミッションの減速比の幅だって大いに影響します。コンピュータの燃料噴射量の設定もモデルの性質や用途に応じて変えてあるでしょう

Answer 2

点火時期、燃料噴射タイミングなど制御プラグラムが全く違います。
もちろんエンジン単体でのレスポンスならそうですが、車重も違えば乗り味は当然変わりますよね。

SUVに超ハイレスポンスなセッティングをしたら乗りにくいですよ！笑
ちょっとのアクセル操作で過敏に動くので、スポーツカーならそれはメリットですが、SUVならそんな走りしますか？

Answer 3

とりあえずコンピュータを書き換えたりしたらそれなりにレスポンスは上がるかと。
弊害は燃費の悪化とダイレクトになる分乗り心地に影響も出るかもしれないですね。

Answer 4

同じエンジンなのにレスポンスが異なる車があります。
車重
ミッション