ジムニーやパジェロミニ等の切り替え式4駆車は乾燥路では4駆のまま走行し続けると壊れる恐れがあると聞きますが具体的にどのような悪影響があるのでしょうか？

Answer 1

フルタイム4WDと違って、デファレンシャルギアが前輪軸と、後輪軸にしかなく、センターデフが無いので、左右の回転差は、補正できますが、前後のタイヤの回転差を補正出来ないのです。
なので、スリッピーな、未舗装路や緩いカーブ程度なら、大きな影響はありませんが、舗装路でたいやがグリップしている状態の時に、大きくハンドルを切って曲がろうとすると、左右の回転差だけでなく、前後の回転差が発生し、その結果トランスギヤなどに、大きな負担が発生し、車が曲がりにくくなります。
最悪、無理にアクセルを吹かすと、ギヤが欠けたりして、走行不能になります。

実際、ランクルに乗っていた時、ランクルは、フルタイム4WDでしたが、その代わりセンターデフをロックする機能がありました。
仲間が、センターデフロックスイッチを入れたまま、思いっきりハンドルを切って、カキーンと音が鳴ったと思ったら、ギアが、飛んでしまいました。
まあ、ランクルは、車重もあるし、エンジンのトルクも大きいので、ギヤを飛ばしてしまいましたが、ジムニーやパジェロミニでも、ならないとは限りません。

少なくとも、カーブを曲がるたびに、無駄にタイヤがすり減ります。

Answer 2

具体的にどのような悪影響があるのでしょうか？
トランスファートラブル

Answer 3

カーブで内輪差が大きい場合に、前輪と後輪の進む距離に違いが出ることはわかりますよね？
それなのに前輪と後輪が同じ回転数で回ろうとするから無理があります。で、その無理がドライブシャフトやユニバーサルジョイントに掛かってしまいます。