スバル WRX S4 「二面性のあるスポーツセダン」のユーザーレビュー

二面性のあるスポーツセダン

2024.8.18

総評

いくつか気になる点は有るものの、とても楽しくかつ優雅に乗れる車だと感じた。特にSports#は基がCVTであることを忘れてしまうような変速で爽快。
電子制御サポートも非常に優秀で、自分の運転の上手くなったように錯覚するかの様。
減速シフト中のモーター音？が大きく聞こえてしまう点はどうしても不満。

満足している点

・情報量は多いが確かな格好良さ。
→写真だとあまり格好良いと感じなかったが、実車は纏まりがあるように思えた。
・走行モードの切り替えにより性格が大きく変わる。気分や状況によりボタン1つで。
→Iモード、SportsモードはCVT制御
→Sports#はAT制御
・Iモードは車内静粛性能も高い。
・AT制御が違和感無く楽しい。
・アクセル/ブレーキの電子制御サポートが優秀。多少粗く踏んでしまっても自然に発進/停止をしてくれる。

不満な点

・走行モード問わずサスペンションは硬め。細かい路面の凹凸も拾う。但し大きな凹凸(道路の継目等)も拾いはするが吸収はしてくれる。
・走行音の中に軽いモーター音が入り、綺麗なエンジン音ではない。
→特にパドルで減速シフトした際(~2速)は意識しなくてもはっきり聞こえ不快
・サングラスホルダーが無い。
・トランクを開く際の勢いが良いので驚く。
・A/Sオフのメモリ保存機能が無い。

デザイン

4

〇情報量(特にリア側)が多いのに纏まりがある。
シャープなヘッドライト、マグマを思わせるテールランプ、4本出しマフラーがお気に入り。
△サイドフェンダーが樹脂なのは気になる点。ボディ同色が良かったかも。

走行性能

4

〇発進、減速の優秀電子制御。
〇走行モードによる性格の変わりようは温度差で火傷する。
〇どっしりしており走行安定性が高い。AWD故？
✕欲を出せばドライブモードのカスタムモードは欲しかった。エンジンをSports#で以外をノーマルモードにだと楽しさも広がるかもしれない。

乗り心地

3

〇車体からくる振動は無い。
△嫌な揺れ方はしないがIモードでも路面情報は拾い気味。総じて硬め。

積載性

3

〇セダンなので相応の積載性能。

燃費

2

✕見るのを失念。10 km/lくらいだったと思う(交通量は少ない街乗り)。ハイオクということを加味しなくても昨今の周りの車を見ると悪い。

価格

-

レンタカーなので無評価。

故障経験

レンタカーなので無評価。