スバル WRX STI 「最終型はファミリーも本格スポーツもこなす」のユーザーレビュー

最終型はファミリーも本格スポーツもこなす

2020.8.9

総評

最後のEJ20であるが、30年も作り続けているので部品供給は当分大丈夫。CPUいじれば恐ろしい加速が手に入る。ノーマルでも十分強烈だが、吸排気とCPU変えると別の車じゃないかと思えるほど過激。過激だけど乗り味は悪くないのが良い。メタルキャタライザーはマフラーを交換するより効果が高い。これを変えるだけでも十分な上方修正できる。後部座席がゆったりしているのでファミリーで乗っても文句が出ない。そして5人の乗車定員は必要十分。トランクルームも大きいので旅行へ行っても困ることはない。これが500万で手に入るなら良い買い物だと思う。（実際はいろんなパーツをつけたので700は行ってるかも）WRX自体が流通の少ない車なので、新車が買えなくなった今は値段が高騰する前に良い玉を押さえることが必要かも。

満足している点

ボディーは大きいが取り回しは悪くない。視界も広いし運動性能は折り紙付き。本格スポーツターボMTは日本車ではこれしかないかと言えるくらい。思ったよりも燃費が悪くない。ちょっと手を入れればさらに加速性能がアップする。前期と比べると乗り心地も良いが、スパルタンな感じは前期型が良いかも。

不満な点

プラットフォーム共通のレボーグに対して少し貧相。助手席のアンダーパネルもついていない。北米仕様のコンソールボックスがオプションで良いから選べるとなお良かった。オーディオ類はパナナビを選択しないならオーディオレスでいいくらい。

デザイン

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走行性能

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どんなシーンでも楽しく走れる車。タイトなコーナーでも踏んでいける余裕がある。デフの切り替えが出来るため舗装路以外でも走破性能は高い。普通にオートで走っても問題はない。インテリジェントモードは流石にもたつくので、普段はSモードが中心だと思う。S#モードである程度いじるとやばいくらい加速するのでノーマルでも十分な性能だと思う。

乗り心地

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最終型に限って言えば乗り心地は良い。突き上げ感も少ないし、しなやかに走れる。ヘッドクリアランスも大きいので、高身長の人でも不満は出にくいと思う。

積載性

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後部座席を倒すとスキーも積めるほどの広大なスペースを確保できる。セダンの持っている積載性能を超えた積載量があると思う。

燃費

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走り方で変るが、一般道で6km/Lは走れる。丁寧に走れば8km/Lは行くと思う。スポーツターボのAWDでは相当燃費は良いと思う。

価格

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故障経験

盗難防止システムやドライブレコーダーなどを積んでいるとバッテリーの持ちは悪くなるかもしれない。セカンドカー的に使うとバッテリーはすぐに上がってしまうかも。