スバル WRX STI 「最高の走りを楽しめ、乗り手を成長させてくれるスポーツカー」のユーザーレビュー

Ron F Ron Fさん

スバル WRX STI

グレード:WRX STI タイプS_AWD(MT_2.0) 2017年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
-
乗り心地
-
燃費
-
デザイン
-
積載性
-
価格
-

最高の走りを楽しめ、乗り手を成長させてくれるスポーツカー

2018.4.8

総評


どんな路面状況でも安定して走ることができる足回り、
そして高回転まで気持ちよく回り怒濤のトルクを出すEJ20エンジン等々、
まさにSUBARUの誇る歴史あるスポーツカーだと思います。
このVABもD型になり新型DCCD、強化されたブレーキさらに完成度も上がりました。

正直万人に勧められる車ではありません。
ただ好きな人には堪らない車だと思います。
かくいう私自身も最初はWRX S4を所有していましたがMTに目覚めてしまいC型WRX STIを購入し、
そしてD型WRX STIに乗り換えてしまうほどこの車に惚れ込んでいます。

次世代のSTIでは恐らくEJ20は搭載されないでしょうし、このEJ20を搭載したWRX STIは
このVAB型が最後になる可能性が高いです。
ただこのEJ20搭載のWRX STIがここまで成長するまで登場から約20年近い年月がかかりました。
その年月の中で成熟しきったEJ20搭載WRX STIの最終形とも言えるVABに出会え、そして所有できて
とても幸せだと思っています。

満足している点


□卓越した走行性能□
どのような路面状況でも路面を掴んで離さないような感覚のある足回り、
ハンドルを切れば切っただけ曲がる鋭いハンドリング、
4000回転を越えると背中を蹴飛ばされたようにやってくる怒濤のトルクを出す
EJ20エンジン。
これがこの車の1番の特長、そして私が気に入っているところです。

□精悍になった外見□
最初写真でD型を見たときは第一印象は良くなかったのですが、カタログを見たりしているうちに
惚れ込んでしまい乗り換えてしまいました(笑)
特にフロントバンパーのブラックアウト、そしてヘッドライトの一灯化、
LEDアクセサリーライナーの進化でかなり精悍なフロントマスクになりました。
それに加え、19インチホイール、イエローキャリパーも装備され足下も引き締まりました。

□RECAROシート□
D型で大きな変更があった点の1つにRECAROシートの採用があります。
最初見たときは純正とあまり形状が変わっていないんじゃないか?と思いましたが、
座ってみると違いをすぐ感じます。
お尻全体で体重を支えてくれるので腰に負担がかかりにくくなりました。
また「RECARO」の文字がかっこいいです。

□メーターの変更、ナビの8インチ化など□
その他メーターもS207で採用されたタイプに変更され、とても見やすくなりました。
STIと言えばレッド一色のメーターが特長でしたが、これは英断だと思います。
またナビも8インチになり見やすくなりました。

□D型からトランクリップスポイラーが標準になったこと□
C型まではType Sを選択すると大型リヤスポイラーが標準装備で、
トランクリップスポイラーを選択できませんでしたが、D型になってから
Type Sではトランクリップスポイラーが標準に、大型リアスポイラーがオプションになりました。
D型になってからType Sとベースグレードで違いが大きくなりましたので
トランクリップスポイラー派である私にはありがたい変更です。

□乗り手を成長させてくれる車□
正直言うとこの車は楽に運転できる車ではありません。(私の技量不足が大きいですが)
でも運転するたびに「おっ!ちょっと上手になったかな!」と自分の成長を感じる事ができます。
まさに乗り手を成長させてくれる車です。
不満な点
個人的に不満は一切ありませんが、この車は「好き嫌い」がはっきり分かれる車だと思います。
その「好き嫌い」が分かれそうな部分を書いてみようと思います。

□車両価格に見合わない遮音性、インテリア□
車両価格が400万円を越える車に関わらず音は盛大に室内に入ってきます。
エンジン音、油圧パワステの音、ロードノイズその他。
またインテリアもD型になり少し質感はアップしたとは言え、相応の高級感があるとは言えません。
「走行性能」に大部分のコストを注ぎ込んでいる車だと思います。

□燃費□
カタログでも9.4km/ℓ、丁寧に走ればもう少し良いですが基本的に燃費は一桁です。
高回転まで回りかつハイパワーですがそこまで燃費の事が考えられていないEJ20の代償ですね(笑)

先にも書きましたが、私自身はSTIは走行性能に大部分のコストを注ぎ込んでいる車なので、
寧ろ上記に挙げた点は走行性能向上の為の特長だと思っていますので特に短所とは思っていません。

ただ上記に挙げた点が「400万円相応」の一般的な車に相応しいかは人それぞれ。
その辺について割り切れるかどうかですね。
デザイン

-

走行性能

-



□高い走行性能□
どんな道でもどんとこい!という感じですね。
路面がどのような状態でも全く不安を感じることはありません。
DCCD方式のAWDの威力は凄いなと改めて感じます。
まだD型になり改良された新型DCCDのおかげで鼻先が軽くなって回頭性がアップしました。
まるで切れ味の良い剃刀でスッと切っていくようにカーブを曲がっていきます。
またブレーキも大幅に強化されています。
この機動性は「道路を走る戦闘機」と称しても過言ではないかと個人的に思ったりしています。

□思いのまま走ることができる運転感覚□
まるで自分の手足になったかのように思いのままに車が動いていきます。
また路面を引っ掻いていくような接地感でハンドルから、お尻から伝わってくるので、
五感で路面の状態を感じることができます。

□ターボながら高回転まで気持ちよく吹け上がるEJ20□
もうSUBARUでもこの名機を積んでいる車もこの車だけになりましたが、
ターボながら高回転まで気持ちよく回り、かつ怒濤のトルクを味わえるエンジンです。
しっかりとターボラグがあるドッカン型ターボですが、それを操るのがまた楽しい。
乗り心地

-

□硬い!□
正直言ってしまうと相当硬いです。
先程路面の状態がハンドルにお尻に伝わってくると書きましたが、逆に言うと
容赦なく振動が伝わってくるということでもあります。
残念ながら同乗者にはあまり評判が良くありません(笑)
そもそも乗り心地の良さを求める車でもありませんし、これは仕方が無いです。

その分金庫のようなボディ剛性、300馬力を路面に叩き付ける強靱な足回りを感じながら、
走りを楽しむことができます。
一応5人乗りですが「1人でドライブ」を楽しむ車かなと思っています(笑)
積載性

-

スポーツカーとは言えセダンですから、トランクも結構入りますし、
後席を倒すとかなりの荷物が入ります。

ただかなり振動が室内に伝わってくる車なので、壊れ物には注意が必要です。
しっかり固定しておくことをお勧めします。
燃費

-

カタログでも9.4km/ℓ、丁寧に走ればもう少し良いですが基本的に燃費は一桁です。

燃費は一切期待しない方が良いです(笑)
価格

-

故障経験
特にありません。

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