スバル ルクラ 「動くリビングルームか 仕事用のボロボロのサンバーバンの代車で来ているので使ってます。当たり前ですが、99年式のサンバーとでは快適性は比較にならないほど」のユーザーレビュー

動くリビングルームか 仕事用のボロボロのサンバーバンの代車で来ているので使ってます。当たり前ですが、99年式のサンバーとでは快適性は比較にならないほど

2011.10.7

総評

動くリビングルームか
仕事用のボロボロのサンバーバンの代車で来ているので使ってます。当たり前ですが、99年式のサンバーとでは快適性は比較にならないほど上です。乗用軽の買い換え候補でルクラ（タントエグゼ）も候補なので代車でたっぷり乗れるのはありがたいことです。
　OEM元のタントエグゼと比較してまず目につくのが、ステアリングとシートのアジャスターが全車標準装備になり、オーディオがオプションとなっている点。L175ムーヴのシャーシを使っている軽自動車は身長170cm前後の日本人体型では、デフォルトのステア・シートの位置関係はやや辛く、ダイハツ純正オーディオは性能面がイマイチなので、無駄を省いて実用面に振り替えたと見るとお得感があります。オーディオは簡単に後付けできますが、アジャスターは後付けするとなると大変です。
　内装の質感は良く、高級そうな雰囲気を出しています。シートも良い意味でふわふわふかふかしていて、お年寄りを長時間乗せても負担が少なそうです。
まさに動くリビングルームか休憩室と言った雰囲気の車です。

満足している点

【外装】
タントカスタムのようなエグさが無く、上品な感じがします。
誰が乗っていても違和感のない全年齢対応といった感じです。
【内装】
　落ち着いた雰囲気で各シートの快適性も高いです。大柄な人にはやや座りが悪いかもしれませんが、主なターゲットであろう女性やお年寄りには非常に良さそうです。
コラムシフトの作りも適切で、操作性は良好。オートエアコンの制御も精度が高く快適です。
【走行】
　ＮＡでは絶対的なパワーはありませんが、KFエンジンは低回転から高トルクなので、重く空気抵抗も大きそうなボディをスムーズに動かすことができます。
ＣＶＴの制御も初期型ミラカスタムやタントカスタムと比べると洗練され、癖が無くなってきたように思います。
　重心が高く、重く、空力特性も決して良く無さそうな車ですが、加速もコーナリングもさほど不満の無いレベルに仕上がってます。ただし、ハンドリングの質感は高くなっていますが、面白いという感じではありません。車の方向性に沿ったものです。走りが楽しい車を求めるなら他の車種を選びましょう。

不満な点

【燃費】
省燃費走行は得意な方ですが、メーター表示で平均20km/L以上は出しにくい。重量と空気抵抗のため、どうしても登坂や加速時に燃料を喰います。よほど恵まれた環境でないと、普通に乗っての燃費は15～17km/L前後でしょう。車体形状や重量を考えれば悪くはありませんが、カタログ値達成は郊外平坦地以外では難しそう。案外、実用燃費はターボの方が伸びるかもしれません。
【運転席】
この個体のものに組み付け不備があるのか、そういう作りになっているのかわかりませんが、運転席の座面がわずかにガタつきます。静粛性が高い分、このｶﾀｯとかｶﾁｬｯという音が気になります。
ショボ内装の車なら気にならないでしょうが、見た目立派な分目立ってしまって残念です。
【価格】
コストがかかっているとわかってはいても、軽としては高価ですね。
あまりに高品質で高価な軽が増える事は、軽枠廃止議論の燃料にもなってしまいそうな気も・・・。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験