スバル レヴォーグ 「走りは楽しく、運転は快適で上質な、家族に最適な実用車」のユーザーレビュー

走りは楽しく、運転は快適で上質な、家族に最適な実用車

2021.12.27

総評

乗用車としての基本性能が高く、アクセル踏めば加速するし、ハンドルを切ればスッと曲がり、ブレーキの効きも十分。一般道、高速道路とも不満はないだけでなく、確実ラクで素直な挙動が走っているとラクだし楽しい。

満足している点

6600km走った時点で改めてレビューします。
手に入る価格帯の車として基本性能が高く、安くはないがコストパフォーマンスは高い。スポーツカーではないが走って楽しくなるのが最大の魅力。
高速道路ではアイサイトXの運転支援機能が実用で十分に使えるし、同乗者の家族も快適に移動できる上質な乗り心地と、たくさんの荷物が詰めて機能性も高い。お父さんも家族も満足なバランスとコストパがよい車です。

不満な点

リーンバーンなのでもう少し伸びてほしいのが燃費ですが、ガソリン車なのでこんなものだと思います。初代レボーグ（VM4）よりは燃費も若干よくなっています。

デザイン

5

デザインは好き嫌いあると思いますが、最近は珍しくなってきたエアインテークがスバルらしいし、ライトも概ねLED化したこと。
リアビューもドアとサイドの造形が一体につながっており、大人なイメージでかつグラマラスなデザインにまとまっています。

走行性能

4

B型から2.4Lの STI Sports Rが出ましたが、1.8Lでも一般道、高速道路で十分に加速します。
ターボですが、低回転から効き始めるので扱いやすいです。

乗り心地

5

室内は静かな方だと思います。ドアを閉めるときのバフっという音が高級感あります。静音性はあるものの、マフラーをSTIパフォーマンスマフラーに変えたため、室内に低めの音が入ってくるようになりました。改善しようと思います。
足回りは、ZF製の電子制御ダンパーで可変に変えられるものの、一番柔らかいComfortモードが快適でずっと乗ってます。ただ柔らかいだけでなく、ハンドル操作にちゃんと反応して回頭してくれます。
さらにSTIのフレキシブルパーツ3点（タワーバー、ドロースティフナーF/R）を後から取り付けましたが、よりハンドル操作が素直になり乗りやすくなりました。

積載性

5

ステーションワゴンなので積載量は多いと思います。前席はそのままでも後席を倒せば、荷室とフラットな空間が作れて、身長182cmの私がギリギリですがまっすぐ縦に寝れます。
あと気に入っているのが、後席の4:2:4の可倒式シートで、真ん中だけ倒せば 2.4mくらいの長い板状のものは、4人乗車したまま塔載できます。私は木工をやるので、ちょっとした長物を運べるのは使い勝手がいいです。

燃費

4

純粋なガソリン車で、都内の街乗り8km/L、順調な高速道路で12km/Lくらいですが、パワーもあるのでこんなものだと思います。
ハイブリッド車は他メーカーの低燃費車には負けます。

価格

5

下取りは期待できると思います。
前に乗っていた初代レヴォーグVM4は、4年乗って下取り価格が車両本体価格の6割を超えてました。

故障経験

モデルチェンジ後のA型ということもありリコールが複数出てました。
リコールが多いという人もいますが、車の電子化が進んでますので、ソフトウェアで改善できる範囲も広がっています。個人的にはリコールや改善プログラムをバンバン出してもらって、車の完成度を上げてもらった方がオーナーとしてはありがたいので、今後もリコールは出てほしいです。