スバル レヴォーグ 「実はいい車」のユーザーレビュー

実はいい車

2015.4.7

総評

今まで運転が好きで走りを中心に車を選んできたが、家族のためにATやワゴンに乗り換えを迫られているけども走りを忘れたくないという方におすすめ。
普通にワゴンが欲しいという方にも荷室は広いし、運転もしやすい、さらにアイサイトVer.3が付いていて万が一の時や普段のクルーズコントロールなど様々な機能がついていてオススメ。ワゴンが欲しいという方で、動力性能に強いこだわりが無い方には1.6で十分と楽しめると思います。本当に1.6Lでも十分にスポーティな走りを楽しめ、運転することが楽しくなる車だと思います。
B型にはさらにスバルリヤビークルディテクションという後方確認支援システムや自動ハイビーム調節など様々な機能が付くようですし、サンルーフの装着も可能になるようで、買って後悔はない車と思います。
乗り始めて6年以上経ち、買い替えを考えて新しい車を色々試乗してみて思ったのは、この車めっちゃよくできてるやん、この車でいいやんということ。
よく走り、よく曲がる（四駆にしては）、まずまず止まる。視界も広いし、言うことなし。十分に今でも通用するのではないかと思う。

個人的には「いちおし」ですが、不満な点が無いわけではないので「おすすめ」としておきます。

満足している点

圧倒的な動力性能を持ったワゴンである。
静かな車内。
CVTではあるが、しっかりした足回り、高いボディ剛性のおかげでスポーティーに走れる。
広い荷室。
アイサイト　Ver.3。
実は、このレヴォーグはめちゃくちゃ良い車だったということが、7年経って分かった。

不満な点

ATの設定しかない。
静かなのでスピードが出ている感じがしない(むしろ長所か？)。
マニュアルモードにした時に、パドルシフトでしかシフト操作ができない。フロアシフトでも操作できるようにしてほしい。
CVTのリニアな加速感。

デザイン

4

斜め後から見るのが抜群にかっこいい。

走行性能

5

購入の際に1.6GT−Sと2.0 GTおよび2.0 GT-Sを試乗して2.0GT-Sに決めました。
一般道を走っている時は、1.6Lで十分な動力性能と感じましたがやはり高速での伸びがなく、加速もパンチにかけている気がしました。2.0も同様に高速で試乗したのですが、高速での安定性も加速も文句なしでした。前車がWRX STI(GRB)であり、この動力性能ならまぁ満足できると思い2.0に決めました。
着座位置はやや高めで、運転もしやすいです。アイサイトのおかげで運転が楽。
ハッチバックからワゴンへの乗り換えであり、まだ車長に最初は慣れなかったが、知らないうちに慣れ今では全く問題なし。取り回しに苦労するほどのサイズではありません。
コーナーでも思った通りに走ってくれますし、走行性能については大満足です。文句を言うならCVTの加速感だけか。
できればもう少しCVTにダイレクト感があれば最高です。以前にCVTを搭載した車に乗っていたことがありますが、その時のCVTと比べると加速の際の自然な感じなどCVTの進化を感じます。
マニュアルモードにすることで、運転を楽しめますがやはりダイレクト感には欠けます。S#で8速の設定ですが、正直8速もいらんかなと(笑)6速もしくは7速で十分と思います。また、マニュアルモードはパドルシフトにて変速するのですが、パドルシフトの位置がステアリングと一緒に回転するために若干扱いにくい。シフトノブの操作でも変速できる方がいいなと思います。
マイナス面ばかり書いてしまいましたが、走行性能に関してはかなり満足しています。

諸事情で、1.6GTを借りて乗っていますが、やはり違いは歴然。
街中では、そこまで困ることがないですが高速での追い越しや余裕感を考えると2.0にする価値が十分にあると思います。高速にそこまで乗らないのであれば1.6で十分。
2.0 GT-Sに乗ってから1.6GTに乗ると高速での足回りにすこし不安を覚えます。
アプライドB型ではすこし変わっているかも。
17inchと18inchの違いも大きいかもしれません。

乗り心地

4

GT-Sにしましたが、正直なところGTの足回りも結構好きでした。GT-SのあとにGTに乗りましたが、GTの足が欲しいと本当に思いました。
しかし、アルミ鍛造製フロントロアアーム（ピロボールブッシュ付）、シートの生地や形状、ヘッドランプのブラックベゼル化などが魅力的でGT-Sにしました。その他、どこまで関係あるかわかりませんがVTD-LSDの方が走っているときに走りやすいように感じました。
ビルシュタインのダンパーが硬いとおっしゃる方が多いですが、硬いといっても一般向きに作られた中では硬いかなという程度の印象です。GRBに比べれば何てことはない程度です(笑)。横に乗る妻も乗り心地がよくなったと言っています。
ですが、やはり普通の車から乗り換えた方には特にGT-Sは硬く感じるかもしれません。
車内はかなり静かで高速も静かで安定感も抜群なので気がつくとすごいスピードになっていることがあるぐらいです。
時間が経てばかなり足の硬さも丸くなってきた。

積載性

5

実家から五月人形を持って帰ってきましたが、今まで後部座席を倒さないと載らなかったものが十分荷室だけで、後部座席は倒さずに載せることができました。そこにまだスーパーで買い物したオムツ2つやトイレットペーパー、パンパンの買い物袋３つ積んでもまだ余裕がありました。
本当に荷室は広く、また床下収納もあるためにかなり荷物がつめると思います。テンパータイヤが無い影響が大きいですね。

燃費

3

高速中心で11km/L程度走り、特に燃費に気をつけて走っているわけでもないので満足しています。
街乗りでは、燃費計で7-8km/Lぐらいです。
1.6でも2.0でもあまり燃費が変わらない印象です。高速にのると特に2.0の方が燃費が良いかも。
街中ではトントンかな。乗り方にもよるかもしれません。
しかし、Dラーも「思ってたほど燃費がよくない」とよく言われるといっていました。
レギュラーガソリンであることを考えると1.6の方がお財布には優しいですが。

価格

5

この性能で、当時400万円とはお買い得とは思います。

故障経験

アクセサリーライナーの浮きが見られたために対策品に交換。