2024年9月
■2024年9月
スバルは、クロスオーバーSUV「クロストレック」を一部改良して、2024年9月13日に発表した。
今回の一部改良は、インフォテインメントシステムの使い勝手の向上やコネクティッドサービスの機能を追加するとともに、オーディオレス仕様車のインテリアの質感の向上を図っている。
標準装備の11.6インチセンターインフォメーションディスプレイでは、オートビークルホールド(AVH)ボタンをホームエリアに移設して、使い勝手をアップ。さらに、SUBARU STARLINKは、リモートエアコンを採用したほか、マイカー検索にハザード点滅機能を追加した。加えてオーディオレス仕様車には、シルバー加飾付本革巻シフトレバーやピアノブラック調シフトパネル、シルバーステッチシフトブーツを備えている。
ボディカラーでは、デイブレイクブルー・パールを追加設定している。
■2024年12月
スバルは、SUVの「クロストレック」に、「e-BOXER(ストロングハイブリッド)」搭載モデルを追加設定すると、2024年12月5日に発表した。
「e-BOXER(ストロングハイブリッド)」はスバル初となるストロングハイブリッドで、状況に応じてエンジンとモーターを使い分けるシリーズパラレル方式となっている。内容としては、駆動用と発電用モーター、フロントデファレンシャルギア、電子制御カップリングをひとつにまとめたストロングハイブリッド専用のトランスアクスルを採用。4WDシステムはプロペラシャフトで前後輪をつないだ機械式としたほか、重量の増加にあわせてサスペンションチューニングを変更。既存の2.0リッターマイルドハイブリッドモデルに対して、リヤダンパーロッドの延長、ダンパーのボトム側にチェックバルブスプリングの追加などをおこなっている。そのほか、燃料タンク容量を通常モデルよりも15リッター拡大して63リッターとしている。
パワートレーンは、最高出力118kW(160PS)、最大トルク209Nmを発生する新開発の2.5リッター水平対向エンジンと、最高出力88kW、最大トルク270Nmを発生する駆動用モーターとの組み合わせ。駆動方式は前記の4WDのみとなる。
エクステリアには、ダークメタリック塗装で切削光輝となる新デザインの18インチアルミホイールを、インテリアには、ブレイズガンメタリックのアクセントや最大1500Wまで使用できるAC100Vアクセサリーコンセントを採用する。
グレードは「プレミアム S:HEV」と「プレミアム S:HEV EX」の2グレード構成。「プレミアム S:HEV EX」には、渋滞時ハンズオフアシストやアクティブレーンチェンジアシスト、ドライバー異常時対応システムに対応した「アイサイトX」が備わるほか、グレー基調の本革シートをオプション設定する。
ボディカラーは全8色となっている。