プジョー 407 クーペ のみんなの質問

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ルノー・ラグナ2について

ルノーのDセグメントにラグナがありますが、
ラグナ2のリアサスペンションについて教えて下さい。

Dセグメントでトーションビームというのは珍しく感じたのですが、
やはりコストダウンのため採用したとみていいでしょうか?

特にラグナ2のワゴンは良さそうな車だと気になったのですが、
ライバルのプジョー407SWなどはマルチリンクを採用しているので、
少しマイナスイメージです。

実際、乗り比べてその違いを体感できるものなのでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

●回答
その通りです。コスト低減のためです。

●乗り味
以前,パリ周辺をラグーナⅡのセダン(ハッチバック)で走り回っていました。エンジンは2.0LのNAです。パリは130km/h制限なので,140馬力であれば,特に不満はありませんでしたが,パンチ力は不足していました。また路面が結構あれているので,柔らかめのサスペンションがちょうど良い具合でした。ただちょっと楽しい運転をしようとすると,リヤが腰砕け状態になり,のんびり運転にもどるという繰り返しになりました。この点,FWD駆動のミニやゴルフとは違います。
ふつうの運転なら,リヤサスペンション形式の差異はありません。しかしちょっと楽しい運転に切り換えると,馬脚をあらわすという感じです。

●コスト低減
ルノーとPSAは,同じフランスメーカですが,リヤサスペンションのつくりはまったく異なります。特に現行ラグーナ(Ⅲ)は,日産ティアナと同じプラットフォームですが,リヤサスペンションはマルチリンク式ではなく,トーションビーム式(H型:カップルドビーム)です。ちなみにティアナはもともと中国市場向けであり,リヤサスはマルチリンク式です。以前,中国は舗装率が低かったのですが,都市部については,最近は,ほとんど舗装されており,走行速度も低いので,ふつうに走るなら,トーションビーム式で十分なはずです。ところがマルチリンク式が選ばれています。
一方,ラグーナは3代目もトーションビーム式なので,ちょっと残念ですね。

なお駆動方式やサスペンションあるいは車体剛性などは,すこし負荷の高い運転条件でないとみえてきませんね。これは当然のことです。このため運転できる範囲が狭くなり,ちっとも楽しくありません。時々,セッティングでいろいろ変わるというご意見があります。たとえばダブルウィッシュボーン式は,いろいろいじれる要素があり,車両や走行条件にあわせることが可能です。しかし限界に近いところでは,車体剛性やリンク/アーム剛性やブッシュの応答性が影響してきます。このため目的のため最適な形式を選ぶのは非常に重要です。

簡単ですが,ご参考になれば幸いです。

質問者からのお礼コメント

2013.6.16 20:24

まさか本場で実体験もされているとは。やはりカテゴリマスター。

こちらもやはりコスト低減ですか。

割と楽しい運転をしたい方ですが、どのサス形式でも日本においては、
その性能をフルに体感することは難しそうです。

同価格で買えるなら407SWを選びますが、ラグナ2は信じられないくらいあれですからね…。

その他の回答 (1件)

  • FF車でリヤサスがトーションビームなんてよくある事ですし、ラグナの様な高級なクラスの車であっても採用はあるでしょうね。

    要はセッティングの問題ですので、形式にとらわれるのもどうかと思います。

    高級食材を使ってマズい料理を出す店もあれば、廉価な食材を使ってウマい料理を出す店もあるって事です。

    一度乗って確かめるのが一番ですね。

    ルノーは良いですよ~。

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