プジョー 406 クーペ 「今のプジョー車にはない美しさ 306styleから乗り継いではや8年、全く飽きのこない美しいスタイルがこの車のすべてでしょう。 ネコ足に代表されるプジ」のユーザーレビュー

今のプジョー車にはない美しさ 306styleから乗り継いではや8年、全く飽きのこない美しいスタイルがこの車のすべてでしょう。 ネコ足に代表されるプジ

2010.5.28

総評

今のプジョー車にはない美しさ
306styleから乗り継いではや8年、全く飽きのこない美しいスタイルがこの車のすべてでしょう。
ネコ足に代表されるプジョー独特の乗り味といった点では物足りなさが残りますが、レカロ製
シートの絶妙な座り心地と低く抑えられたポジション、そしてなにより皮張り内装の醸し出す
（アルファロメオのそれよりも軽やかな）香りは他のフランス車では味わえない魅力です。
これもフランス系イタリア車（生産はイタリアのピニンファリーナの工房なので）の成せる技
なのでしょうか？
スピードと性能を求めるのであれば国産やドイツ、イタリアのスポーツカーに乗った方が
はっきり言っていいです。しかし、この車にはそれらの車にはない優雅さといい意味での
緩さがあると思います。高速をぐんぐん攻めてというよりは、余裕を持って街を巡航する走りが
似合う車です。

満足している点

・スタイルの美しさ。個人的には未だこのスタイルをこえたクーペは無いと思っています。
・疲れ知らずのシート。この車のシート（前席）は本当によくできていると思います。
　クーペなので後席は狭いですが、座面を窪ませてヘッドクリアランスをとってありますので
　大人２人でもそんなに窮屈ではありません。
・プジョー車全般に言えることですが、ステアリングのオーディオコントロールの操作性。
・実用性。この手の車にしては燃費もそこそこ（一般道8km/l、高速14km/l）ですし、
　トランクも十分広く、シート分割によって長いものも運べます。クーラー、ヒーターも
　よく効きます。
・よくも悪くも周囲の目を惹きます。

不満な点

・前期型にはカップホルダーがありません。また後付け出来そうな場所もありません。
・ＡＴは４速のみで、シフトスケジュールも日本の道路事情に合っているとは言い難いです。
・加速はイマイチです。はじめの３０mはヴィッツにすら置いていかれることも。
・クーペなので仕方がないのですが、ドアが長いので駐車場所には気を使います。
・現代の目から見ると、内装（特にインパネ）がやや古めかしいです。
・シートの皮の強度が弱いので、特に縁の部分は摩耗しやすいです。
・プラスティックのレバー（特にシートレバー関係）の強度が弱いです。シート調整部は
　すでに３回交換しました。
・任意保険の保険料は国産スポーツカーの２～３倍です。部品代も高いですし、物によっては
　フランス本国からの取り寄せになるので時間がかかります。
・リアワイパーがなく、またリアウィンドー自体も傾斜が緩いので汚れが溜まりやすいです。
　またリアウィンドーの電熱線はパワーが強すぎて、上からシールなどを貼ると焼けることが
　あります。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験