プジョー 306 (ハッチバック) 「幸せを運ぶ車 ヨーロッパ旅行でパリで乗った306のタクシーに惚れて帰国後即買いしてから8年間、3年前高速道路上で煙を吹きオイルを撒き散らし原因不明の壮」のユーザーレビュー

幸せを運ぶ車 ヨーロッパ旅行でパリで乗った306のタクシーに惚れて帰国後即買いしてから8年間、3年前高速道路上で煙を吹きオイルを撒き散らし原因不明の壮

2008.5.23

総評

幸せを運ぶ車
ヨーロッパ旅行でパリで乗った306のタクシーに惚れて帰国後即買いしてから8年間、3年前高速道路上で煙を吹きオイルを撒き散らし原因不明の壮絶なエンジンブローを起しレッカーでブルーライオン（当時）に運ばれ修理の見積り取ってる時（約2ヶ月。その間206ＳＷが代車でした）修理にいくらかかるか想像できないと言われ急遽307を購入するまでは20万キロを共にした最高の愛車でした。
この車に出会うまで私ははっきり言って運転が下手クソでした。（かなりぶつけまくりでしたｗ）
ただこの車をまともに運転できる様になってから他の車を運転すると『安心できる』『運転うまいよね』などと言われる様になりました。
重いハンドル、新車の頃から変なクセのあるクラッチ、2ｔトラックみたいなシフト感覚、ガラゴロうるさいエンジン音、全然効かない冷房、それに関連して頭の悪いオートエアコン、雪道でスリップして除雪車に突っ込んだり信号停止中に暴走車と正面衝突しても全然開かないエアバック（特筆すべきは前がグッシャリ潰れても中はあまり衝撃がなく更に自走でディーラーまで走っていける本当の意味でのタフさをもっていました）などなど思い出せば私の20代の全てが詰まった車でした。
また、絶対的な速さは無かった（多分）けれど感覚的な速さははかなりありメチャクチャ楽しい車でした。（当時、ＭＲ2乗っていた友人に待ち乗りで運転させたら『うわっ軽っ』『うわっ速っ』という評価を頂きました）
確かに高速乗ってて結構スピード出てるかなー？思っても100㌔+αだったりしてました。
でもそれ+結構なスピードを出しても全然怖くなかったですね。（でも5000回転超えるとホントに苦しそうではありましたが）
とにかく楽しく疲れず当時最高の相棒でした。

満足している点

■古くなっても色褪せない美しいエクステリア（今見ても惚れ惚れします。また当時ボコボコの傷だらけでしたがそれがまたいい味だしてました。）
■ホントの意味でタフな車（上記の理由です）
■スムーズに動かせるようになると運転がうまくなってる。（免許取るのに恐ろしい時間実技オーバーした私が今の307でブレーキパット全く減らない、クラッチ普通の人の倍くらい持っててまだまだいける←ﾃﾞｨｰﾗｰの人に驚かれましたｗかなり省燃費で運転できる←Ｌ/12㌔の車でＬ/14.5㌔アベレージになりました。などなど後々役に立つ事がいっぱいです）
■実用速度域ではホントに速い。（普通の追い越しはストレスまったくありませんって言っても曲がるのも結構速かったです）
■使いやすい配置のスイッチ類
■俺以外はまともに動かせないという変な優越感に浸れる（変なクセがいっぱいありました。個体差？でも慣れると運転しやすい。）
■走行距離10万㌔こえたらやたら燃費の良くなる不思議なエンジン（最初はＬ/8㌔くらいだったのが10万㌔越えてＬ/10㌔になり廃車直前にはＬ/12㌔まで伸びていました）
■とにかく乗ると元気になる
■長距離乗ってもあまり疲れない（ただ、たまに腰は痛くなりました）
■黒いサイドモールとバンパー（気分はフレンチっぽい）更にマイチェン後はボディ同色なってしまった見たいで趣が無くなった）

不満な点

■ホントにパワステ！？と言いたくなる重いハンドル（慣れると非常に運転しやすい。自分は好みになりました）
■トラックみたいなシフト感覚（これは耐え切れずクイックシフトにかえました）
■新車の頃から妖精がいっぱい（ｷﾞｼｷﾞｼﾐｼﾐｼｶﾞｸｶﾞｸは普通です）
■想定外のところがいきなり壊れる（ドアを閉めたら窓が落ちる。走行中いきなりドアミラーのカバーが吹っ飛ぶ。ガソリン臭くてボンネット開けたらガソリンが噴水のように噴出すetc…修理に多分もう1台買えましたｗ多分外れの個体だったと…ｗ当時は金が無かったから辛かったですｗ）
■割り切れてない中途半端なプラスチックの質感
■エアコン切ると普通にオーバーヒート
■必ず結露するフロントライト（中が）
■何回直しても必ず移動するフォグランプ
■気分によってはまったく無反応のエンジン（セルすらかかりません。機嫌が直ると普通にかかります。ちなみに原因不明）
■ホントにグローブしか入らなそうなグローブボックス（車検証すら入らない）
■後部座席の角度がやたら急（後ろは正直辛い）
■運転席ですらちょびっとしかリクライニングしない（普通の人は昼寝不可。慣れればなんとかいける。変な事するには苦労しますｗこれは当時フランスの政府の方針だったとか…。そーゆーところが無いので未成年が車の中で普通にしてるのを規制する目的だったらしいです。ホントかなぁ？？）
■こなれるまではＭＴにもかかわらず酷い燃費（新車の頃はＬ/6～8㌔いったりきたり）
■クラッチに癖がある（段がついててやたら反発が強くメチャクチャ硬い。ちょっとミスるとすぐプジョーのＡＴ風）
細かい不満はイロイロありましたが乗ったり眺めると幸せな気分になる車でした。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験