プジョー 206 (ハッチバック) 「良い車というのはこういうものだと思う。 ...」のユーザーレビュー

良い車というのはこういうものだと思う。 ...

2002.6.1

総評

良い車というのはこういうものだと思う。
乗っていて飽きないというか、もっともっと乗っていたい車である。
カタログにないちょっとした機能がたくさんあっておもしろい。（停車時にワイパーが間欠になるとか、バックギアに入れるとリアワイパーが動くとか、坂道でサイドブレーキを引くと車体を水平に保とうとするとことか）
外観デザインに関しては、３０７，６０７よりもパーフェクトに仕上がっていると思う。トータルバランスに優れている。ただし、ＣＣと比べると劣るか？
もっと輸入台数が多ければ、さらに売れるのではと思われる。

満足している点

破綻のないエクステリア。正面から見てかっこうのいい車はたくさんあるが、リアから見てもかっこいい車は少ない。
バンパーやドアプロテクターなどが、未塗装で黒いままで、デザインにとけ込んでいる。ドアミラーの上半分だけ塗装するなんていうのは、国産車もドイツ車も真似できないのでは？
エンジンはノーマルでも2000rpm手前からトルクフルで、1.6Lではあるが速い。アーシング後は、1500rpmから常用できている。トルク特性がフラット。出力は１０８馬力だが、最高出力の回転まで回すと、こわいぐらいの加速をする。
サスペンションは硬めだが、走行距離が伸びるとしなやかになってきた。ガタガタな舗装路を走るとサスペンションの良さが体感できる。
コーナーが楽しいのはいうまでもない。
未舗装路を走るとさらにおもしろい。

不満な点

例に漏れず、ハンドルとペダルの位置が決まりにくい。慣れれば平気。
内装は大衆車。値段相応。
でも、センターのパネルがエンジンに共振するのは・・・
ロードノイズは大きめ。路面の状況を的確に伝えるということらしいが、もう少し静かでもわかる。
ドアミラーをたたんでも、張り出しが大きい。たたむ意味が感じられない。
ワイパーは左ハンドル用。拭く面積が大きく視界は確保されているが、フロントガラスのRが強く、右端3cmほど拭き残すのが気になる。
収納スペースは少ない。努力のあとはある。使えるようで使えないのは、グローブボックスのカップホルダー。使うと助手席の人の足に当たる。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験