プジョー 206 (ハッチバック) 「【この車の購入を考えている方へ】一般にプ...」のユーザーレビュー

【この車の購入を考えている方へ】一般にプ...

2003.9.30

総評

【この車の購入を考えている方へ】一般にプジョー・ブランドの車を語る時、ひんぱんに例えに使われる言葉に｢猫のような｣という表現がありますが、206の場合、｢顔つきが」とか｢足回りが｣と言った個々の要素よりもまず基本的なコンセプトとして「猫という生き物を車という乗り物に置き換えて具現化するとどうなるか？」という事を大前提として開発したのではないかと感じるほど良い意味でも悪い意味でも全体的に｢猫そのもの」と言った成り立ちをしている車だと思います。従って私は、とても猫好きで、家でもペットとして飼っていて、猫の事なら良い所も悪い所もある程度分かっている人が、206を買うとこの車はとても良いパートナーになるような気がします。反対に猫など大嫌い、どちらかと言うと犬好きで、車にも犬のような人なつっこさ（車で言えば扱いやすさと言う事になるでしょうか）と言ったような要素を求める人に私はこの車をお勧めしません。恐らくきっと後悔する事になるような気がするから。

満足している点

〇このクラスとして納得のいく静粛性〇しっかりとした直進安定性〇まさにオン・ザ・レール感覚と言えるシャープなステアリング〇カタログの数値からはとても想像出来なかった鋭い加速〇とてもしなやかな乗り心地を実現するサスペンション＆シート（さすが猫足！）〇それ以外にも空調やオーディオの音等、走りとは関係ない部分でも、とても良いところがあります。

不満な点

〇一言で言って全体に右ハンドル化が中途半端(コストの問題か？）〇ルームミラーの取り付け角度が不自然でわりと遠くの視界が効きにくい。〇室内スペースが（荷室も含めて）前後方向に狭い〇他にもあるような気がするけれど、やはり最大の不満点は何と言ってもブレーキ。ペダルを踏み込んでいくにつれて、どんどんシフトダウンして行き、止まる寸前には1速まで落としてしまうため、カックンブレーキにせずスーッと止めるのは至難の業（実質的には恐らく不可能でしょう）。コーナー手前のブレーキングもあまり気持ちよくありません。普通に走っている時の気持ち良さと、ブレーキングに入った時の不快感のギャップのデカさには困っています。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験