プジョー 206 (ハッチバック) 「ヨーロッパ車のいいところを凝縮した感じ。...」のユーザーレビュー

ヨーロッパ車のいいところを凝縮した感じ。...

2001.9.13

総評

ヨーロッパ車のいいところを凝縮した感じ。
気持ちよくキビキビと走るし、車全体で落ち着いた雰囲気をかもし出している。それでいてデザインがアグレッシブで、絶妙のアンバランスさを持っているところも非常に魅力的。これはヨーロッパよりさらに狭く、ラテン車のいいところなのかもしれない。
実用性を犠牲にしていないところも、日本車の同クラス（ハッチバック）から乗り換えても十分満足できる理由だと思う。
プジョーの伝統とブランドを強く意識して作られていることを随所に感じることができて、それだけで所有の喜びを満たしてくれる。
もうヨーロッパ車以外を買う気にはならない！！
ただし、ディーラーまでの距離が必然的に遠くなることに始まり、右ハンドル化が完全ではないためにワイパーが拭き残したりウィンカーのレバーを間違えたりすることや、給油の時に注意することがあることなど、国産とは一線を画する敷居の高さもやはり存在する。

満足している点

適度に硬いサスペンションと固めのシートが、高速道路でもワインディングでも快適な乗り心地を約束してくれる。
軽快に吹け上がるエンジンは、ATでも十分運転する楽しさを感じることができる。ATはエンジンブレーキの効きが強く、なれると非常に運転が楽。
ブレーキ性能もディーラの人が自信を持って「180Km/hから普通に止まれる」というだけあって、100Km/h程度からなら余裕で止まってくれる。
大きな駐車場でも一発で見つけられるくらい「日本車離れ」したラテンの色（ちなみにサファイアブルー）は、派手ではないのに華やかで絶妙。

不満な点

低速でATの挙動がヘンなこととブレーキが効きすぎるために、キレイに停止するのが難しく、止まる寸前の乗り心地が悪い。
ボンネットの先端が見えない！
かっちりしているわりにガタガタするシート。
コインケースすらない！　使い勝手装備の不足。
豪快に開きすぎるハッチバック。
オートワイパーの設計が悪く、センサーにワイパーがふき取って飛ばした水滴が付着し、小雨なのに高速作動になっていまうというコンセプト倒れ装備の典型。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験