エンジンオイルについて パラフィン系の鉱物油ペンズオイル、シェブロン、オメガ、ケンドル等とＰＡＯではどちらが高性能ですか？ 貴方のお勧めの銘柄は何ですか、

Question

補足

ry7hさんへ 中東産のナフテン系原油で精製して出来立て潤滑油はエンジンオイルとして製品化しないということですか？ 潤滑油に添加する中身はブラックボックスですね。

Answer 1

エンジンオイルの性能は、ベースオイルに何を使用しているかだけで決まりません。また、現在のエンジンオイルに使用される鉱物油は、パラフィン系基油と呼ばれるものしか使用していませんので、鉱物油といえばパラフィン系です。パラフィン系の他には、ナフテン系というものが有るのですが、これは粘度指数が低すぎて、エンジンオイルのベースオイルには適さないのです。次にPAOですが、PAOは低温流動性が鉱物油に比べて優れている反面、ベースオイル単体での潤滑性では、鉱物油に劣ります。しかし、これもベース油単体の話で、エンジンオイルという製品になってしまえば、開発者がどういう性能に作り上げたかが重要で、ベース油だけでは、推測の域を超えません。結局、どのブランドのどのオイルは、どのような性能を目指して設計されたかが重要で、一般消費者は、カタログや価格、評判などから推測して選ぶしかないのが現状でしょう。これも楽しみとして思える方は、色々なブランドを試して見るのもよいのではないでしょうか？
★補足します。
パラフィン系原油は、パラフィン系基油を多く含み、ナフテン系原油は、ナフテン系基油を多く含みます。つまり、ベースオイルとして使用される基油の分類と原油の分類の違いです。精製技術の低かった昔は、パラフィン系基油を多く含むペンシルバニア産原油などが、エンジンオイルのベース油を簡単に精製できるので、有名になりました。

質問者からのお礼コメント

なるほど なるほど 解答有り難うございました。