日産 ティーダラティオ のみんなの質問

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ノッチバックとクーペの違いとは何でしょうか?

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その名のとおり、明確な「ノッチ」(Notch:折れ、切欠き)を持った「バック」(Back:背中)形状で、ルーフパネルは水平で、角度のきつい(立った)リアウィンドウを持つ。水平基調のフォーマルで落ち着いたスタイルを狙う場合に採用される。

特にノッチバック型であることを強調する場合は、セダンは「ノッチバックセダン」、クーペは「ノッチバッククーペ」と定義付けられることがある。

これに対し、リアウィンドウの角度が寝かされ、ルーフからリアエンドまでなだらかな線で降りてくるものを「ファストバック」(Fastback)、高めのルーフラインからスパッと切り落としたようなエンド形状を持つものを「カムバック」(Kammback)(カムテール、コーダトロンカとも)と呼び、レーシングカーでは空気抵抗の低減のために、また、実用車ではスポーティーやアクティビティーの演出のために用いられる。

ノッチバック・・・セダン、クーペなど、独立したトランクを有する車。(リアガラスが固定)
ハッチバック・・・昔のトヨタが使った「リフトバック」も同じ意味。リアガラス一体のトランク扉を持ち、トランクと乗車部分がつながった車。ワゴンや1BOXタイプも該当しますが、一般的には、ワゴンより短めの車や、2ドアのクーペのような車に使われます。

例:シルビア(S13)→ノッチバック
180SX→ハッチバック

フィット→ハッチバック
フットアリア→ノッチバック

ティーダ→ハッチバック
ティーダラティオ→ノッチバック

クーペと固定式ハードトップとは「Bピラー」(前から2番目の窓柱)の有無で区別されており、1950年代から1970年代のように両雄が並び立つ時代もあった。ビッグスリーやトヨタのように多数の車種をラインナップするメーカーでは、ひとつの車種、または姉妹車にノッチバックとファストバックのクーペ、あるいはハードトップとクーペの両方を用意する例も見られた。1970年代以降、Bピラーを持つ「ピラードハードトップ」の増加により、クーペとハードトップの定義は曖昧なものとなって行った。

クーペのスタイルには、「Cピラー」の下端とリアデッキとの間に「ノッチ」を持つものと、屋根から車体後端までなだらかな線(面)で繋いだものとに大別できる。前者を「ノッチバック」、後者を「ファストバック」と呼ぶが、これは単に「バック」(背中)の形状を指す用語で、クーペのみに当てはまるものではなく、セダンにも、ファストバックは存在する。

ノッチバッククーペは、ほとんどの場合、独立したトランクリッド(トランクルームのふた)を持つが、ファストバックの中にはトランクリッドを止め、利便性向上のため、さらに開口部の大きなバックドアを持つ「ハッチバック」スタイルとなったものも多い。車室とラゲッジスペースを繋げて利用できる「トランクスルー」構造は、どちらのバック形状にも見られる。

ノッチバックとファストバックの境界線が、以前ほどはっきりしなくなった上に、メーカーによっては、2ボックス型のハッチバックや、サッシレスドアを持つ4ドア車でもクーペを名乗るものが現れ、多様化が進んでいる。

質問者からのお礼コメント

2013.10.8 20:07

ほぉー!
色々あるんですね!
本当にありがとうございました!!
参考にさせていただきます。

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