日産 スカイラインクーペ 「「重量級スポーツカー」と言う事を理解した上でなら、お勧め出来る一台。 この車は非常に素直で、ハンドリングもER34並に良い。 フロントヘビーと」のユーザーレビュー

「重量級スポーツカー」と言う事を理解した上でなら、お勧め出来る一台。 この車は非常に素直で、ハンドリングもER34並に良い。 フロントヘビーと

2009.12.4

総評

「重量級スポーツカー」と言う事を理解した上でなら、お勧め出来る一台。

この車は非常に素直で、ハンドリングもER34並に良い。
フロントヘビーとか良く言われるが、通常のドライブには全く問題無し。

某漫画で「33(GT-R)は失敗作」と言われて久しく、TypeMに対してもアンチが多い為誤解されやすい車だが、、車の特性を理解した上で乗れば、2009年現在でも一級品だと断言出来る。
特に前述の通り、高速域での安定感は他に類を見ない為、高速を利用したロングドライブや山道のワインディングを楽しむには丁度良い車ではないだろうか。

中古市場も非常にお手軽な値段で流通しており、近年任意保険のランクも下がった為、2007年以前に比べ、保険料も安い。

MT＆FRを手軽に乗りたいのであれば、非常にお勧め出来る1台である。

ただし、新車発売から13年以上経過している事から、自動車税(約5万円/年)は覚悟すべし。

満足している点

■走り
6気筒スポーツカーの醍醐味が味わえる。
吹け上がりホンダ車の様なシャープさに欠ける点は否めないが、そこはご愛嬌。
低速から高速まで安定したパワー、トルクがあるので、
乗ってて不満に思う事は無い。
特に高速領域が非常に安定しており、快適の一言に尽きる。
高速コーナーでの安心感は、（手頃な価格の車の中では）他に類を見ないだろう。

■密閉性
当時の日産車の中では、高級車の位置付けである為、密閉性は非常に高い。
最新のコンパクトカークラス(ティーダ・キューブ等)の密閉性は十分凌駕する。
その為社内は思いの他静か。風切り音も非常に低い。ここは評価出来る所。

■居住スペース
スポーツカーとは思えない程広い。特に後部座席。
4人乗りを想定したRX-8より広い車内は評価出来るのではないか。

■燃費
2500ccにターボ搭載ながら、大阪府内の町乗りで平均8km/㍑は十分に出る。
これには大満足。
トルクがあるので、2000～2500rpm程度回せば十分である。

■外観
グラマラスで丸みを帯びつつも、しっかりとした存在感は
やっぱりスカイラインだと感じる。
斜め前方からの精悍なさと、リヤビューの迫力（の中に、ぷりっとした可愛らしいお尻）のアンバランスさがまた面白い。

■故障率
非常に故障率が低い。
オイル交換等の基本的なメンテナンスを怠らなければ全然壊れない。

■取り回し
その大きさから、取り回しが大変かと思われ勝ちだが、
他のスポーツカーと大差は無い。何の問題も無いと思われる。
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不満な点

■インテリア
HCR-32の後継車とは似ても似つかない程内装は酷い。
メーター周りや周辺のデザイン、ワイパースイッチの位置も平凡、
他車に比べ、ウインカー位置が微妙に奥にある点もマイナス要素。
梨柄で覆われたインパネ周りは、助手席側から見た時にガッカリ感を与える。
助手席エアバッグのデザインセンスの無さ（当時の技術力的に仕方ないが）。
ドアには取って付けただけのスピーカー。

一言で言うなれば、デザインセンスの欠片も無く、必要なパーツを付けただけの内装。

救いは不満点が「インテリア」に終始出来る所。
梨柄のインパネ周りはイージーグラフィックス加工等を行えば
自分好みの内装に変えれる所が救いではある。
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デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験