日産 スカイライン 「行き帰りの通勤が楽しくて仕方がない，とに...」のユーザーレビュー

行き帰りの通勤が楽しくて仕方がない，とに...

2007.7.15

総評

行き帰りの通勤が楽しくて仕方がない，とにかくハンドルを握るのが楽しいクルマ。クルマの運転が単に移動のための手段なのと，それ自体が楽しみなのとでは，限られた人生の時間の使い方としては雲泥の差があると思う。
走りの上質さというのは乗ってみればすぐに分かる。でも言葉にして一言で表現するのは難しい，だから理解されにくいのはやはり残念。V36は日本でも人気が出て欲しいと思う。
「スカイライン」は一度は乗っておきたいとずっと思っていたクルマで，V35にネーミングされたことには異論も多かったようだが，逆に言えば「スカイライン」の名前でなければ買わなかったと思う。

満足している点

・適度な手応えのあるハンドルで，ドライバーの意志表示を明確に求めている感じ。ハンドルの切り始めにスッと回頭する感覚は最高！革巻き3本スポークの小口径ステアリングも手によくなじむ。
・単に乗り心地がいいというのとはまた違ったしなやかさや姿勢の安定感があって，非常に上品な乗り味。また長距離走行後に体の芯から疲れる感じがないこと，よく言われていることだが，とにかく高速道路は楽。
・動力性能的にも，215馬力はさすがに半端ではない。上り坂や多人数乗車時にパワーが実感出来る。
・ブレーキも，「踏み応え」と「効き味」のバランスが非常に高レベル。
・ボリューム感のあるデザインで，特に斜め後ろからのビューが最高。内装は質素で直線基調だが，結構統一感があり，またアルミがアクセントになっている。オーディオ，エアコン，室内メーター，カーナビのレイアウトが結構整理されていて使いやすい。明るいエクルーのシートと，ダッシュボードのチョコレート色の配合も好ましい。
・ファミリーカーとしても実用性を求めたいので，後席とトランクの広さには満足。また背の高いことも，このクルマの持ち味である「ゆとり」に寄与していると思います。

不満な点

・中～高速域のスムーズさに比して，発進加速や低速域でもたつきがあること，クリーピングも弱め。また都会のゴーストップの多い渋滞では，前車に着いて行く際の速度調節にやや神経を使う。この辺も含め，やはりト○タ車の方が日本の交通事情には合っていると思われる。
・キックダウンのタイミングが遅い。アクセルを踏み込んだ時に，トルコンが最初滑りながら徐々に低いギアにつながっていく感じで，このあたりがやはり4速AT。
マニュアルモードにすると，早めにロックアップするためかアクセルに対する反応がダイレクトで，Dレンジと使い分けが可能である。もっとも5速ATがあれば，もっと選択の余地が増えただろうけど。
・室内の収納スペースが少ないこと。A4サイズの書類が入るスペースがない。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験