日産 スカイライン 「R34の中で最も櫻井イズムが如実に具現化されたモデルかもしれない」のユーザーレビュー

R34の中で最も櫻井イズムが如実に具現化されたモデルかもしれない

2021.12.13

総評

クーペ25GT-t・20GT・GT-R Vspecを含めて4台もR34に乗りました
パワー&トルクと扱いやすさを考えて本来のGTというカテゴリーに
一番近いのはRB25DEじゃないかと?

パワーを尖らせたらGT-tだろうし
さらに上位にはGT-Rだけどチョット別物過ぎるし
2Lはやはりアンダーパワーでしたし…

ただサスセッティングはどのモデルに乗っても
そこそこの完成度があったと思います

満足している点

最後の直6搭載のスカイライン
これだけでもいいかな?
最初期のキャッチコピーにあった『ボディは力だ』
これはチョット乗っただけでも充分に感じられる
ボディ剛性の高さとハンドリング
これは声を大にして言いたい

不満な点

やはりコストダウンの嵐ですかね
R32なんかに比べると明らかに…(以下略

あとシートはもう少し煮詰めて欲しかった

デザイン

4

ロングノーズ&ショートデッキ
これだけでスカイラインとわかるのはアイデンティティそのものかと?

ただ内装はコストダウンの結果がバレバレ
ここがよければ☆x5だったんですけどね

走行性能

5

最高出力200PS/6,000rpm
最大トルク26.0kgm/4,000rpm
1.4トンの車重にはジャストでしたね
登坂や高速でトルク不足は感じなかったですね

乗り心地

4

サスセッティングは可もなく不可もなく
ただGT-Vを除いたNAモデルはリヤスタビが非装備
ギャップを通過する際の反動が前と後で違うという違和感が…(笑)
そこでS15シルビアオーテック用中空リヤスタビライザー装着で対処
GT-t用中実スタビだとNAには効きが強過ぎる傾向があるから
パーツ屋サンのオークションで探しまくりました(笑)
まあリヤアクスルは共通設計でスタビ装着用のボルト穴まで開いてますから
正真正銘のボルトオンが可能なのは日産だからこそですね

それと一番効果があったのがバネ下重量の軽量化
本来はFY33シーマにOP設定されていたBBSホイールに換装
16インチ/７J/インセット40㎜はR34純正と共通で
恩恵は充分でマルチリンクがしなかに動くことに感動でした

積載性

3

求めちゃいけないって…(笑)
しかし4ドアのトランクルームはクラス平均
というか2人乗車で3泊程度の旅行ではお土産も含めて
キチンと飲み込んでもまだ余裕がありますよ

燃費

5

4速ATを介してもまずまずの燃費
都内への通勤で8㎞/Lほどでしたが
長距離や高速主体になると12 - 15㎞/Lまで伸びる
これは5ナンバーサイズをわずかにオーバーする車体にして直6NAとしては
結構イイ方ではないでしょうか?

価格

5

日産ディラー系中古店で9年落ち走行3.5万㎞の個体が
50万円でお釣りが来るというので即決
OP追加はカロ楽ナビとETCだけでしたが
これを追加しても当時の相場以下だったので
満足度&コスパは言うことなしでした

故障経験

購入後3ヶ月でRBエンジンの持病とも言える点火コイル死亡
保証期間内だったので無料交換でした

また6.8万㎞走行時にAT本体のソレノイドバルブが死亡
これが延長保証が切れる1週間前の出来事(汗)
まあギリギリ無償で新品交換となりましたが
今思い出してもゾッとしました