日産 スカイライン 「【納車から2年8ヶ月 61800km走行】 V36 370GT 7AT(2009年式)レビュー」のユーザーレビュー

TED_V36_370GT TED_V36_370GTさん

日産 スカイライン

グレード:370GT Type S(AT_3.7) 2008年式

乗車形式:マイカー

評価

4

走行性能
5
乗り心地
4
燃費
4
デザイン
4
積載性
4
価格
5

【納車から2年8ヶ月 61800km走行】 V36 370GT 7AT(2009年式)レビュー

2021.6.9

総評
不満な点を赤裸々に記載しました。
不満な点はありますが、そこを含めてV36は好きです。
(不完全なところもありますがまたそこも味があるということで)
運転もしやすく、楽しく、どこに行こうか、と思わせてくれる魅力的な車です。
中古車の値段も安く、100万以下で3.7Lの車を乗れるのはかなりコスパが良いですね。
満足している点
1. 大排気量NA V6エンジン
大排気量ならではのトルク。パワーバンドが広く、あらゆる速度域からでも怒涛の加速が可能。まさに排気量の暴力。エンジンサウンドもオーナーをやる気にさせる最高な音です。この加速感は病みつきです。

2. トランスミッション(レスポンス)
シフトダウンが早いのはもちろん、シフトアップが早い。
大体の車はシフトアップでラグが発生し、シフトアップして欲しいときにアップしてくれませんが、この7ATは反応速度が早いですね。トランスミッションコンが演算頑張ってくれているのでしょうか。この年代の車で他社と比べてレスポンスは良いかと思います。

3. 乗り心地
当車両はTypeSですが、純正サス時代は柔らかめな印象を受けました。18インチでロードノイズも少なく、高級車という感じでした。乗り心地も良い、という分類でした。
現在はダウンサスを入れており、19インチを履かせているため、乗り心地は悪化しました。

5. ステアリング
ステアリングのフィーリングが最高です。意図した舵角をフィーリングのまま再現してくれます。
軽く、レスポンスも良い。

6. 内装
中期なので内装時代は前期ですが、2006年登場時にこの内装デザインは秀逸かと。2004〜2005年くらいには内装の開発が進んでいてこれだけのものができたと考えると、かなりすごいことかと思います。
丸み、曲線美を多用して高級感を演出。日産の得意技ですね。
質感も高く満足です。私はこの内装が大好きです。

7. 外装
デザインは最高ですね。個人的にグッとくる外装です。
ヘッドライトを新品に交換したので新車に見えます。2021年現在、現行の様々な車に見劣りしません。
横から見たセダンの曲線美もたまりません。純正エアロを見に纏った外観は厳つさがあります。

8. 燃費
GTカーとして高速での燃費はまあまあ良いですね。
11〜12をコンスタントに出します。
不満な点
1. 7AT
発売当時、5ATから7ATになったためにかなり好評でしたが、走りに対しての7ATの評価が出てこない、好評な記事しか出てこないため、こちらに不満を書かせていただきます。
私個人の意見ですが7ATはイマイチです。
多段化されれば良いという風潮がありますが、この7ATは「多段化」という印象がありません。
▪️1速と2速が近く、3速が遠い
加速重視のギア比です。街乗りでしか恩恵を受けません。
従来の5ATに対し、下と上に1速ずつ足した、という日産開発陣のコメントがありました。つまり、2〜6速は従来の5ATと考え、1速と7速は新しい領域ということです。
1速をローギアード化したため、街乗りでは加速する際にパワーバンドを有効に使う恩恵を受けられているかと思います。が、3速が遠いため、ワインディングなどで「3速では回転が低すぎるので2速にしたい」というシーンで2速に入れると吹け上がりすぎてエンブレがかかり、オーナーの欲しい回転領域を維持できません。
▪️全然ハイギアードではない
6速と7速がかなり近く、純正マフラー状態でバイパスなどを走っていても6速と7速の違いは分からないかと思います。パドルシフトで6速と7速を交互にしても本当に違いが分かりません。時速100kmでは200rpmしか変化しません。
この7ATの6速と7速は、マークXの6ATの5速のギア比にも及びません。(ファイナルは考慮してません)
ハイギアードではないため、3.7Lという大排気量にも関わらず、100km/hで2000rpmちょいです(メタルキャタライザにすれば2000もしくはちょい下になりますが) 高回転型エンジンであるにしても1800rpmくらいに抑えて欲しいものです。

▪️3速から4速へのシフトタイミングが悪い
混雑した道で時速40kmあたりをさまようことが多いのですが、そのときは1800rpmくらいの状態です。
この7ATは平坦路でのゆっくりとした加速の際は3速から4速のシフトアップスケジュールがどうやら2000rpmになっているらしく、上記の渋滞状況で1800rpmくらいでゆっくり進むようなときになかなかシフトアップせず、エンジンを引っ張って走っているような感覚になり不快です。燃費も悪化してるやろうな、というようなフィーリングです。
シフトアップスケジュールを1700〜1750rpmくらいにしてさっさと4速に入れて欲しいと思うことが多々あります。まあ音振的にとか色んな要素を考えねばならないとは思いますが...

2. スカスカな低速トルク
2000rpm以下のトルクがスカスカです。加速時に高回転までいかないと加速しないもたつき感があるフィーリングです。ECU書き換えでレスポンスは良くなりましたが、そもそもこのエンジン自体2000rpm以下のトルクはスカスカのようです。ガソリン吹いてもトルクスカスカなので2000rpm以上回さないといけないため、燃費の悪化の一因となっているかと...。

3. ダッシュボードのベタつき
購入時で9年落ち、すでにベタついていました。
耐候性がもうちょっとあればいいのですが...
ひび割れやベタつきが酷いですね。

4. ナビデータ
前期中期は15-16年までのナビデータでクローズです。
新名神や新東名は山の中を走ります...。
デザイン

4

走行性能

5

乗り心地

4

積載性

4

チャイルドシートつけてます。ISOFIX対応。
燃費

4

街乗り 5〜7
高速 11〜12
最高 14(京都→名古屋)
価格

5

故障経験
故障はありません。当たりのようです。
下記不具合は1回ずつありました。

▪️岐阜県池田山に登っているときに1速しか入らない状態になりましたが、エンジン再起動で直りました。
▪️1回だけ始動後にストールしました。そのとき以来ありません。ふかしながらエンジン始動できましたが、学習内容がおかしくなったのか、アクセルペダル開度とエンジンレスポンスがチグハグになり、再始動。ふかさずに始動でき、レスポンスも直りました。

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