日産 スカイライン 「選べる道は、いくつもあった。が、　　　…...」のユーザーレビュー

選べる道は、いくつもあった。が、　　　…...

2003.11.3

総評

選べる道は、いくつもあった。が、　　　…というカタログのキャッチに惹かれた人にはぜひ乗ってほしい車です。燃費のいいコンパクトや８人乗れるデカい箱など、目に見える安易なメリットではなく、乗り込んでのドライビング自体に価値を見い出す事のできる車です。新車での不人気が示す通り一般受けする車ではありませんが、それとてR33の失敗のイメージを買い手が過剰に引きずったのであって、その意味では販売当時のR34は正当な評価を受けていたとは言えません。中古車購入を迷っておられる方には、変な先入観を捨てた上で考えて頂きたいと思います。

満足している点

・ファンにしろアンチにしろ、『あっ！スカイライン！』としばしば指差される圧倒的知名度＆存在感。
・秀逸なテールのデザイン。その完成度の高さは歴代モデルとは一線を画す。V35が丸テールを棄てたのは、日産がR34以上の丸テールデザインは不可能と考えたのだ、と勝手に解釈している。V35クーペのテールは小細工が過ぎる。
・直6ならではのシルキーフィールと中高速からの淀みない加速。
・静かな車内と程よい固さのスポーツサスという、探しても無い組み合わせ。
・もうニ度と出ないであろう、時代に媚びなかった武骨なシルエット。

不満な点

・車重（特にフロント）と低速トルクのなさが相まって、発進加速がツラい。
・街乗りだと極端に悪化する燃費（上の行の結果でもあります）
・押出し感ゼロになった後期マスクとあっさり過ぎの内装。
・デュアルマチックを持ち腐れにする4速ＡT。
・R32から伝統?の4ドアなのに狭い後席。
・全くのデタラメを示す外気温表示。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験