日産 スカイライン 「試乗の感想です。 まず、私は日産党であったことをお断りしておきます。 Ｒ３２、Ｚ３２ツインターボは所有しました。Ｒ３３の２．５は短時間試乗したことがあ」のユーザーレビュー

試乗の感想です。 まず、私は日産党であったことをお断りしておきます。 Ｒ３２、Ｚ３２ツインターボは所有しました。Ｒ３３の２．５は短時間試乗したことがあ

2007.9.3

総評

試乗の感想です。
まず、私は日産党であったことをお断りしておきます。
Ｒ３２、Ｚ３２ツインターボは所有しました。Ｒ３３の２．５は短時間試乗したことがあります。
Ｒ３４は座っただけで残念ながら運転したことはありませんが、そういった最近のスカイラインと比較も交えての感想です。
・静かです。普通に運転する分には、とても静かです。快適です。
・エンジン踏んだらいい音です。ＶＧも好きだったのですが、これはさらに緻密で好フィールです。
・全体的にカッチリしています。ステアリングも小さめで太く、スポーティであることを主張しています。シートに座り、運転するときの感覚はＲ３２に近い感じがします。Ｒ３３は、ただ大柄に感じただけでした。
・ブレーキは相応と思います。効いて当たり前な現代です。
・内装は特に豪華とも、スポーティとも思えません。Ｒ３４の酷い内装から比べたら、断然高級セダンという感じはします。ただし、目指す方向はよくわかりません。
・１００キロ程度の速度であれば、ステア・エンジン・アシのフィール総合してとても楽しく、楽に運転ができます。

満足している点

・このクラスのセダンとして、普遍的に求められるものを満たし、尚且つスポーティな要素を感じます。
・意図的にアクセルを踏み込みさえしなければ、とても静かです。
・意図的にアクセルを踏み込んでも、好みですがいいエクゾーストです。
・血気盛んな若者が乗っても、ある程度の年齢の方が乗っても、「スポーティなセダン」として満足できるクルマです。

不満な点

３・５は未体験ですが、２．５に限れば受け入れたい年齢層、キャラクター層を広げすぎている気がします。
一体、誰に買って欲しいのか？が、よくわかりません。
画一的な価値観ではなくなっている現在、クルマを買う人はそのパフォーマンンスを重視すると思います。
ミニバンであれば人、物を多く積載できるキャパシティ。
スポーツカーであれば運転すること自体の楽しさ。
セダンが低迷である理由はそこにあると思います。中途半端。
ただし、セダンであっても作り手がキャラクターを設定できます。
①セダンの形状には、ミニバンが及ばない物理的運動性能を。
②セダンの形状には、スポーツカーが及ばない積載能力を。
③セダンの形状には、他の形状のクルマにはない造詣の美を。
キャラクターの一点を優先した場合、セダンはミニバンやスポーツカーには到底かないません。
残念ながら、Ｖ３６（２．５Ｌ）いえセダンには①②で他の形状のクルマに際立って優位に立てる魅力は薄いのではないでしょうか。
③は好みですが、購買欲としては非常に強い部分であるとも思います。
ただし私は個人的にはＶ３６、好きではありません。
歴代のベンツ、ＢＭＷ、クラウンは一目でそれとわかるのに、スカイラインにはそれがないからです。
それがブランドではないでしょうか。
Ｒ３０からＲ３４までの共通したデザインのテイスト。
旧来からの運転者には操作面で共通したフィールを感じる部分はありますが。。
Ｖ３５、Ｖ３６のデザインは嫌いじゃないですが、自らブランドイメージを否定して何になるのでしょうか。
全く事前情報を知らずに、Ｖ３６を見て「あ、スカイラインだ」と言える人などいないでしょう。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験