日産 スカイライン 「賛否両論だったV35 V35が登場したとき、ﾀｰﾎﾞﾓﾃﾞﾙがない、ｽﾄﾚｰﾄ6ｴﾝｼﾞﾝでない、ﾏﾆｭｱﾙﾐｯｼｮﾝの設定がない、そして何よりも今ま」のユーザーレビュー

賛否両論だったV35 V35が登場したとき、ﾀｰﾎﾞﾓﾃﾞﾙがない、ｽﾄﾚｰﾄ6ｴﾝｼﾞﾝでない、ﾏﾆｭｱﾙﾐｯｼｮﾝの設定がない、そして何よりも今ま

2008.7.9

総評

賛否両論だったV35
V35が登場したとき、ﾀｰﾎﾞﾓﾃﾞﾙがない、ｽﾄﾚｰﾄ6ｴﾝｼﾞﾝでない、ﾏﾆｭｱﾙﾐｯｼｮﾝの設定がない、そして何よりも今までとﾃﾞｻﾞｲﾝがあまりにも違っていて、これはｽｶｲﾗｲﾝではない、と私は思いました。日産はｽｶｲﾗｲﾝを滅茶苦茶にしてくれたとがっかりしたのを覚えています。
その一方で、お世話になっているﾃﾞｨｰﾗｰで300GTを試乗したときに感じた衝撃もしっかり覚えています。自動車に詳しい方々はまったく別の見解を持っていたようですが、少なくとも素人の私にとっては、身近にあってよく乗り回していたBMWやﾒﾙｾﾃﾞｽに近い基礎体力を持ったクルマだと思ったものです。
実際に、V35は欧州のﾌﾟﾚﾐｱﾑｶｰと戦うべく、日産が21世紀に相応しいﾌﾟﾚﾐｱﾑｽﾎﾟｰﾂｾﾀﾞﾝを作ろうと意気込んで設計されたクルマだと聞きます。欧州車に追いついていたとは到底思いませんが、少なくともそれを意識した設計を初めて真面目に行なった日本車であることに異論はないと思います。
そして、日産が世界のﾌﾟﾚﾐｱﾑﾌﾞﾗﾝﾄﾞｶｰと戦うために、設計段階から作り上げたV35は日産を代表して世界に打って出るわけです。故に、V35はｽｶｲﾗｲﾝであると思います。
いまは、V35に大変満足しています。

満足している点

・FMﾊﾟｯｹｰｼﾞ、ｱﾙﾐ製のｱｰﾑ類をまとったﾏﾙﾁﾘﾝｸｻｽﾍﾟﾝｼｮﾝ、高剛性ﾎﾞﾃﾞｨなどに依拠した走行性能の高さ。
・3.5ﾘｯﾀｰｴﾝｼﾞﾝ搭載車でありながら、ﾎﾞﾃﾞｨｻｲｽﾞは街乗りでも不便を感じない適度なｻｲｽﾞであること。
・大人4人が目的地まで難なく移動できる居住性の高さ。(ｺﾞﾙﾌも4人で行けます)
・乗り心地と走安性のﾊﾞﾗﾝｽが絶妙。
・制動力が優れている。これは、ﾌﾞﾚｰｷのﾎﾟﾃﾝｼｬﾙのみならず、ﾎﾞﾃﾞｨの重量ﾊﾞﾗﾝｽ等のﾄｰﾀﾙｼｽﾃﾑが優れていると感じる。

不満な点

・燃費
・内装の質感
・ｴﾝｼﾞﾝの回転ﾌｨｰﾙ（ﾊﾟﾜｰ、ﾄﾙｸは充分だと思う）
・あと50kg軽くしてくれていれば重量税が違っていた。
・ATのﾚｽﾎﾟﾝｽと5速であること。5速であることに目をつむったとしても、5速目がﾛｰｷﾞﾔ過ぎると思う。
・小物入れが少ない。
・ｸﾞﾛｰﾌﾞﾎﾞｯｸｽが小さすぎる。
・私のｸﾞﾚｰﾄﾞにもTCSではなくVDCを標準装備にして欲しかった。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験