日産 シルビアヴァリエッタ 「オープンを手軽に選べる最期のチャンスでは...」のユーザーレビュー

オープンを手軽に選べる最期のチャンスでは...

2003.1.15

総評

オープンを手軽に選べる最期のチャンスではないでしょうか？スモールカーやミニバンも、使いやすくて楽なのは充分分かります。実際、この車は狭くて荷物も大して積めなくて、実用という言葉からもっとも離れているのでは？しかし、私はオープンに昔からあこがれていたし、７人も８人も人を乗せる必要もないし、大きな強力なエンジンも要らない。車の性格上、峠道を攻めるわけでもないのでATで充分。
この先、車の性格は大きく変わると思います。そんな中、これほど嗜好性に徹底した車は、極少数の高級車以外ではまず登場する事はないでしょう。本当に、今が最後のチャンスだと思います。

満足している点

それはもうメタルトップのルーフと、希少なところがいいです！他にもベンツやソアラなどがありますが、価格的に手が…。プジョー206CCはデザインが好みではないし。軽のコペンもかなり良いですが、コペンとヴァリエッタの違いのひとつにリアシートがあります。とても人を乗せられたモノではありませんが、荷物を置く場所は私には絶対に必要です。その点、コペンは２人乗りでオープンにしていると、ちょっとした買い物でも荷物の置き場に困ってしまう。流石にここまで実用性を切り捨てて車を選べなかったです。周りから散々脅されて心配していた雨漏りも、今のところありません。あと、こんな急造のオープンカーなのに走行中の風の巻き込みは少ないです。ドアガラスを上げておけばなお良いです。本皮シート（OP）のヒーターとベースのS15シルビアより強化されたエアコン（暖房）のおかげで、真冬でも結構平気ですよ。

不満な点

当然ベース車両（S15）と比べて剛性は貧弱で、轍のある道路を横切ったときなど何事か！？と思うくらいです（笑）。ルーフを閉めた状態で路面の凹凸を踏むと、目の前のルーフの継ぎ目からギシギシ、ガタガタと大げさな音が響きます。
勿論、リアシートはまず人が乗れないサイズで、シートバックはほぼ垂直（！）です。また、リアのインテリアの形状の影響で、フロントシートのリクライニング量はかなり少ないです。
あと、傾いた場所ではルーフがうまく開閉できない場合があります。おそらく剛性不足で車体が撓むことが原因だと思われます。
とはいえ、これらの問題が気にならないくらい面白くて気持ちいい車ですけどね。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験