日産 フーガハイブリッド 「ロングノーズが美しい古典的セダン」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

栗原 祥光
栗原 祥光(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

3

デザイン
4
走行性能
4
乗り心地
5
積載性
4
燃費
4
価格
3

ロングノーズが美しい古典的セダン

2022.1.25

年式
2010年10月〜モデル
総評
ロングライフモデルゆえ古さはあるものの、セドリック/グロリアから続く日産高級セダンの系譜はしっかりと受け継いでいる。本物のセダンを手に入れたい方は一考の価値あり。
満足している点
内装の質感の素晴らしさ。触れる部分すべてに上質さが味わえる。
不満な点
いかんせん設計が古く、プロパイロットをはじめとする日産の先進技術が導入されていない。
デザイン

4

曲面で描かれた有機的なボディは、高級セダンの目で見ると好みが分かれるところ。大きく張り出したフェンダーに20インチホイールは迫力十分!
走行性能

4

最高出力333psを発生する4.5L V型8気筒エンジンと、最高出力225ps、最大トルク258Nmを発生する2.5L V型6気筒エンジン、そしてハイブリッドの3種類をラインアップ。ハイブリッドの静粛性も魅力だが、4.5L V型8気筒エンジンの大排気量自然吸気らしいオトナの余裕は一度味わうと絶対に贖えない魅力がある。
乗り心地

5

操縦安定性、乗り心地、静粛性といった部分では世界トップレベルといえるほど。とにかく安定感は抜群で風雅という言葉に相応しい品位を感じる。
積載性

4

Eセグメントらしく、ゴルフバッグが4つはラクに入りそう。
燃費

4

ハイブリッドは19.0km/Lとコンパクトカー並の低燃費を実現。
価格

3

500万円〜700万円というプライスレンジ。メルセデスCクラス、BMWの3シリーズなどが視野に入ってくるが、それらより一回り大きい。
栗原 祥光
栗原 祥光
自動車ジャーナリスト
東京都出身。中央大学理工学部卒業後、電気回路エンジニアへ。30歳を前にオーディオ専門誌とタウン情報誌、同Webサイトの編集者へと転身。現在はフリーのカメラマンとライターとして、年間100台近い自動車・バイク取材のほか、モータースポーツや各種イベントの取材を精力的に行っている。好きなクルマはライトウェイトスポーツと大型SUV。
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