日産 セフィーロ 「このA33型セフィーロは社用車です。私自...」のユーザーレビュー

このA33型セフィーロは社用車です。私自...

2006.1.24

総評

このA33型セフィーロは社用車です。私自身は旧型になるA32型・Sﾂｰﾘﾝｸﾞ<5MT>を所有しています。ｽﾀｲﾙに関してはA32型に軍配ですね。A33型ﾃﾞﾋﾞｭｰ時、ｽﾀｲﾙに関しては正直、乗り換えたいとは思いませんでした。既に生産中止となり見慣れた今となってはｽﾀｲﾘｯｼｭなﾃﾞｻﾞｲﾝと思えるようになりましたが当時は抵抗を感じました。私的には今でもA32のｵｰｿﾄﾞｯｸｽでｼﾝﾌﾟﾙなｽﾀｲﾙの方が魅力的ですね。(ｴｸｽﾃﾘｱ9点はこの点です)ｲﾝﾃﾘｱは機能的に上手くまとまっており質感も充分感じられます。装備･安全性ではやはりA32に比べ充実しています。(私はA32の装備で満足していますが)　居住性では特にﾘﾔｼｰﾄのﾚｯｸﾞｽﾍﾟｰｽはA32と比較しても充分な余裕が感じられます。乗り心地も私のA32(Sﾂｰﾘﾝｸﾞ)と比べると当たり前ですがかなり柔らかめです。悪い意味ではなくこの車のｺﾝｾﾌﾟﾄ通り本当に『リラックス』出来て寛げます。車内の静粛性に於いては特筆モノです。日産傑作のＶＱエンジンはやはり気持ちの良いエンジンです！どこまでも滑らかにスムースに軽やかに吹け上がります。ただ、体感的に私のA32型よりも出足が鈍い感じはします。AT･MT、車重の関係もあと思いますが。(走行性能9点はこの点です)
A33型はA32型よりも確実に進化していたにも関わらずA32型程の人気も得る事無くﾓﾃﾞﾙ末期は更に目立つ事無く消滅してしまいました。ｽﾀｲﾘｯｼｭなｽﾀｲﾙ、広大な室内＆ﾄﾗﾝｸ、気持ち良いＶＱｴﾝｼﾞﾝによる走り等ｾﾀﾞﾝとしての完成度は現行ｾﾀﾞﾝ達にも決して劣っていないと思います。しかし没個性だった事が販売低迷の理由だったと思うのです、全ての要素がそつなく無難にまとまっていた分強いｱﾋﾟｰﾙﾎﾟｲﾝﾄが見当たらなかった事が、A32のようなｲﾒｰｼﾞ戦略も失敗でしたし…その分実用性を求める方には最良な選択になるハズです。ｽﾀｲﾙ、性能、走り、室内空間どれをとっても現在でも充分通用する完成度の高さを持っていると思います。ＦＲｾﾀﾞﾝに比べｲﾒｰｼﾞ的には弱いですが、ＦＦ車の本質を知り得る方には最適な１台になると思います。

満足している点

◎A32型譲りの広大な室内空間、特にﾘﾔのﾚｯｸﾞｽﾍﾟｰｽはA32以上に余裕が感じられます。車内の静粛性も申し分なく乗り心地も落ち着いたモノでA33型ﾃﾞﾋﾞｭｰ時のｺﾝｾﾌﾟﾄ『フルリラックス性能』を充分に感じさせてくれます｡
◎ﾄﾗﾝｸﾙｰﾑも流石の大きさ！便利なﾄﾗﾝｸｽﾙｰ機構もA32からしっかり受け継いでます。
◎ｲﾝﾃﾘｱもA32と比較して安全･装備面で充実しています。ｶｯﾌﾟﾎﾙﾀﾞｰが助手席専用で装備され、ｾﾝﾀｰｺﾝｿｰﾙﾎﾞｯｸｽの容量も増し大型になってます。ﾌﾛﾝﾄｼｰﾄの後部にはｱｼｽﾄｸﾞﾘｯﾌﾟが装備されていてﾘﾔｼｰﾄには乗車定員分のﾍｯﾄﾞﾚｽﾄが備わっています。ステアリング下部の収納ｽﾍﾟｰｽも何気に便利だと思います。
◎それぞれﾄﾞｱの開口部、角度共に大きく特にﾘﾔｼｰﾄへの乗降が楽です。
◎日産の傑作！であるＶＱ型エンジン！本当にこのエンジンは滑らかにそして気持ち良く吹け上がります。静粛性も車格以上の素晴らしさでｱｲﾄﾞﾘﾝｸﾞ時は車内からですとｴﾝｼﾞﾝが掛かっているのが分かりません。

不満な点

●ＭＣ後のモデルですが全長が５ｍに迫る長さ(4920mm)なので都心部の方ですと駐車場でスペースをはみ出す場合があります(ＭＣ前：4785mm)
●同じ2.0Ｌでも私のA32と比べて出足が鈍く感じます。(私のA32は5MT、社用車のA33は4ATという違いはあるでしょうが)
●A33へと進化して直噴化されたエンジンですが、燃費面でのメリットはあまり実感出来ません。
(私のA32<5MT>→街乗り10ｷﾛ、社用車A33<4AT>→街乗り7ｷﾛ)

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験