頭で考えるんじゃなく心で感じる車
マジメに投稿しようと思ったので、再投稿しますたい。
良い意味でも、悪い意味でもニッサンらしい車だと思います。
同年代
2008.3.25
- 総評
- 頭で考えるんじゃなく心で感じる車
マジメに投稿しようと思ったので、再投稿しますたい。
良い意味でも、悪い意味でもニッサンらしい車だと思います。
同年代のクラウンやマークⅡと比べると見劣りこそしないものの、販売方針とかコンセプトでは若干劣っていたせいか、ニッサンに見放されて絶版されてしまったのは残念でなりません。
高級車(?)の割りに、遮音性が若干低いとか、ブレーキが弱いとか、最上級グレートでやっと革シート、クルコン等が付くなんてことろあたりが半端な印象がして、顧客にそっぽ向かれたのかもしれません。
それでも、ちゃんとY34ユーザーはいるし、みんな文句を言わずに嬉々として乗っているのは、ニッサンらしい間の抜けたところというか、お茶目なところがシッカリと心を捉えているからではないでしょうか?
上記セドリックの欠点も、某メーカーのような顧客無視の利益追求による簡素化や怠慢によるものではなく、ニッサンの技術的限界というか何かを追求した結果、うっかり見落としてしまったという感じがしてならないので、「ニッサンだからしかたがないよな~」というような感じで割り切っていますので、ユーザーの方々も、さほど問題にはしてないようです。
ともかく、走りに関してアイデンティティーがある方とかには、お勧めします。
走ればいいと思う方や無難な物を選ぶ方には、別なメーカーの車をお勧めしますよ。
とはいっても、Y34はハズレな車じゃありませんよ!!!
- 満足している点
- 走りは、日本のスポーツセダンのエポックであるセドリックならではの素晴らしさがあり、説明不要ですので、まず第一に、エクステリアデザインではないでしょうか。
洗車場とかに止めると確実にみんなが注目します。
ポルシェデザインという説もあるようですが、後にも先にも日本車では絶対できないような
流麗なデザインです。全体的にシンプルですが、フロントマスクやリアは大型セダンにふさわしい押し出し感のある高級なデザインです。
横から見た感覚は、いかにもセダンで、ハードトップらしいエッジの効いたデザインです。
私個人の感想ですが、フーガやシーマなど比べるべくもなく、現行のベンツEクラスにも見劣りしないと思っています。
インテリアは質感が悪いと言っている方がいらっしゃいますが、同時代のマジェスタやマークⅡも似たような物だと思います。
むしろ先進的で、メーターやマルチモニターが引っ込んだデザインで、昼間でも見やすいセドリックの方に軍配を上げたいと思っています。
オーディオは純正でも音が良く、シートはモケットタイプでも充分座り心地が良いです。
あと、名車セドリックを所有する喜び。
年配から若年までみんな知ってるセドリック。
「セドリックに乗ってる」って言うと、みんな驚きます。
じいちゃんばぁちゃんも「いい車に乗ってるねー」と言ってくれますよ。
- 不満な点
- 上記でも書きましたが、遮音性が時々低くなる点。いつもならともかく、時々なのが不思議。
そして、ブレーキの弱さ。慣れないうちは怖い思いをすると思います。慣れると、この感覚でしかブレーキを踏めなくなるので、他車に乗ったとき苦労する。そしてまた自分のセドリックに乗ったときに恐怖する・・・・。
最後に最大の不満として、名車セドグロの名前を無くした事。
21世紀になって、新時代のセダンとしてフーガを出すのはいいと思いますが、わざわざ名車セドグロの名前を無くして、これに改名する意味が解らない。
セドグロの名前にネガティブなイメージがあるならともかく、セドグロというのは日本人にとって一種の憧れとか、信頼のブランドだと思うんですが?
トヨタがクラウンのブランドを大切にし、最近本気でベンツの首を狙ってきてるのは、トヨタの社員のアイデンティティーというか愛社精神の現われではないでしょうか?
ニッサンの社員だって、クラウンじゃなくてセドグロが好きだから入社したんじゃないんですか?
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