日産 キャラバンコーチ 「ガソリン車ならキャラバン 今から１０年ほど前に、初めて買った車。 平成４年式の日産オーテックキャラバン・ＧＬ－Ｌ１０人乗りのジャンボタクシー、レンタカ」のユーザーレビュー

ガソリン車ならキャラバン 今から１０年ほど前に、初めて買った車。 平成４年式の日産オーテックキャラバン・ＧＬ－Ｌ１０人乗りのジャンボタクシー、レンタカ

2009.2.18

総評

ガソリン車ならキャラバン
今から１０年ほど前に、初めて買った車。
平成４年式の日産オーテックキャラバン・ＧＬ－Ｌ１０人乗りのジャンボタクシー、レンタカー仕様。
当時はハイエース・グランドキャビンと双璧を成す車で、ハイエースの方が全般的に人気もあり、エンジンも１ＫＺだったので、何とか買おうとしたのだが、同条件でキャラバンの方が８０万近く安かったので購入。ガソリン車だったので、２０００ｃｃクラスかと思っていたらＶＧ３０Ｅを最初から載せていた車だった。
レンタカー落ちだったので距離は巻いていたが、全体的には綺麗で、シート後面に灰皿とドリンクホルダーとネットグローブが着いていて、観光バスのシートのようだった。
４ＡＴ車だったが直結段があり、３モードの切替式だったのでハイエースよりもその辺は豪華な装備だった。
スーパーロングハイルーフは室内空間が非常に大きくて、快適以外の何物でもない。
イージードアクローザーがスライドドアに組み込まれていて、コレは非常にありがたい装備だった。
大型のアウターミラーは非常に見やすく、個人的にはドアミラーよりもこちらの方が好きである。
全体的にはあまり飾り気の無い外観ではあったが、逆にそれは飽きないデザインであったとも思う。
スーパーロングながらホイールベースはハイエースよりも短いので、巻き込みが少なくて狭い道の往来には非常に助かる。
足回りは基本的にはバンと同じであったが、元の車重が重いためにリアサスが板バネであってもそんなに乗り心地は悪くなかった。

満足している点

ガソリンエンジンのＶＧ３０Ｅは、非常に静かで動力性能は充分過ぎるものである。高速道路での１００キロ巡航などでは、エンジンの存在を忘れるほど静かで、それでいてアクセルに対してリニアに反応するフィーリングの良さは、上級ワゴンとして必要不可欠であると思うし、それを充分に満たしている。
１０人フルに乗っての機動力も、大排気量エンジンのためか全く問題は無かった。
ハイエースに比べて、運転席が低めにセットされていて、かつハンドルポストがトラックポジションに近いため、私はとても気に入っていた。
私の車は一席だけ折畳仕様であったが、このシートは４列目左側のシートに座った場合に、足置きとしても使えるため、むしろそっちの用途での使用が殆んどであったが、これが大変に喜ばれた。
ＡＴはとても良いものが載せられている。
エンジンが温まるまではＯＤに入らないが、暖気が済むとＯＤと直結段に入ってくれる。
パワーモードとホールドモードがあったが、特にホールドモードは重宝すると思う。ノーマルに対して２速発進になるし、高速移動時もＤレンジでは直結、ＯＤのギアしかシフトしないため、変にキックダウンすることもないし、トルクフルな走りをさせることが出来る。
またこまめにギアシフトをしてやると、ＭＴ車みたいな運転をすることが出来るのは、このＡＴの魅力だと思う。

不満な点

高速時はまだ良いのだが、一般道路での走行時は、燃費が非常に良くなかった。
また燃料タンクも６０リッターと小さかったので、燃料系の針の動きがかなり気になった。
排気量に対してエンジンオイルの量が少し少ないようなので、他車よりも早めにオイル交換をする必要がある。
時々エンジンが熱ダレ気味になったので、ワゴンフェイスから初期のバンフェイスに変えたところ、改善が見られた。
この車に限って集中ロックが別スイッチになっていて、またシートベルトの特性も違っていたので、慣れないとかなり戸惑うと思う。
年式や走行距離からしたら仕方が無いのかもしれないが、運転席ドアの立て付けが良くない。
全体的にヤグイのか、高速走行時にドアに隙間が出来る。
大型のアウターミラーも、高速走行時にはブレて見えにくくなる。
燃費がだんだん悪くなってきたので手放したが、もし同条件でＴＤ２７のインタークーラーディーゼルターボ車があれば、買いたいと思う。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験