三菱 ランサーエボリューション 「エボ8が登場した当時、国産最速車の座を賭け、WRCやスーパー耐久レース、ジムカーナなど、現在よりもバトルが白熱していて、ライバルのGD型インプレッサと」のユーザーレビュー

エボ8が登場した当時、国産最速車の座を賭け、WRCやスーパー耐久レース、ジムカーナなど、現在よりもバトルが白熱していて、ライバルのGD型インプレッサと

2013.2.7

総評

エボ8が登場した当時、国産最速車の座を賭け、WRCやスーパー耐久レース、ジムカーナなど、現在よりもバトルが白熱していて、ライバルのGD型インプレッサとトップ争いを演じ、ランエボ派として、雑誌やDVDで勝敗が決まるたび一喜一憂していた当時が懐かしいです。

三菱お家芸の電子デバイス、ACD＋スーパーAYC＋スポーツABSの三本柱が、当時のランエボの謳い文句でした。

アルミピストン･チタンアルミ合金タービンなどの改良で大台の40.0kg/mのトルクを達成した4G63エンジン。
エボ8から初採用の6速MT。
1.4tの車重を受け止めるブレンボブレーキ。
当時、世界初だったカーボン製リアウィング。
標準装備のRECAROシート。
300㎞/hフルスケールメーター。
この全てが自分にとって魅了的な装備の数々でした。

エボ10から数えて4台前、発売してから10年経った今でも当時の熱は冷めず、まだ自分を魅了して止みません。

ランエボオーナーになってもまだ、ドライビングやメカニカルなことなど、様々な事を自分に教えてくれる、そんな車です。

なんか色々言っていますが、総評して文句なしに良い車です。フロントマスクについては、賛否が分かれる所ですが、エボ8が欲しい！と思うのでしたら是非、オススメしたいです。

満足している点

乗った感じは、どこからでもストレス無く加速するエンジン、しっかり制動するブレーキ、キレの有るハンドリング。車体剛性も高く、高速走行時も安定し、どれを取っても文句なしの車だと思います。

ACDを使えばセンターデフの差動制限力の強弱を、3段階で変えられるので、オーバーステア方向にもっていったり、センターデフフルロックで雪上も難なく走破します。サイドを使えばセンターデフフリーになり、リアのみロックし、180ターンも決められます。

スーパーAYCは、エボ7の時よりも左右のトルク配分が2倍になりその分、回頭性が増してコーナーリングスピードのアップに寄与している上、独特のステアリング操作を行う必要が無くなっています。

スポーツABSは、ブレーキング時の挙動を安定させ、コーナー進入時の姿勢安定に大きく貢献してます。

これだけのデバイスがあるので、ある程度の技術があればそれなりに“安全に”速く走らせられると思います。
10年経つ現在でもライバルに引きを取らない走行性能をもった車だと思います。

不満な点

不満というよりは欠点ですね･･･。
車両スペックが高すぎて、限界領域まで使うのが難しい。
ワインディングロードやサーキットでは確かに“安全に”速く走らせられる反面、車の許容し得る速度を越えた先は、異次元のコーナリングか、ビッククラッシュの二通りになると思います。

そこから先は、車を速く走らせられる基礎がしっかり出来た人じゃないと、限界領域までは使い切れないと思います。

限界領域から上は人を選ぶ車ですね。

自分を含め7･8割の方は後者のビッククラッシュになるのではないでしょうか･･･(^^;)

そんな自分が唯一、その領域を体験出来たのは雪上のみでした。

もし、限界領域まで手中に収める事が出来たなら真のランエボ乗り・ランエボ使いになるのだと思います。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験