三菱 ランサー 「Evo.0 後期型, 超軽量ハイパワー4...」のユーザーレビュー

Evo.0 後期型, 超軽量ハイパワー4...

2006.4.30

総評

Evo.0 後期型, 超軽量ハイパワー4WDターボ車です。
ブレーキ・ボディ剛性・アーシングの強化等で峠向きの劇速マシンに変身します。

軽量ボディと両脚2ペダルコントロール、低回転の太いトルクと4WDのトラクション
性能を活かして、峠で背後からMR,FRの族車や300ps超4WDターボ車が必死で
追っ掛けてきても、簡単に振り切ることができます。

carviewのサイト内で下記のリンクを辿れば同車の書き込みが幾つか見つかります。
http://www.carview.co.jp/userreviews/reviewlist.asp?modelid=832
次に乗り換えるならEvo.10以降で2ペダル5速シーケンシャルRS(GT)いいですね。

・某雑誌の筑波サーキット周回タイムと0-400mタイム(ノーマル仕様で同日計測)
Evo.0 GSR : 1分11秒48 (238.8km/h.max), 0-400m 14.29sec (147.7km/h.max)
Evo.3 GSR : 1分09秒56 (230.2km/h.max), 0-400m 14.09sec (156.8km/h.max)

満足している点

Evo.0 後期型(1,800cc 4WD TURBO, 205ps @6,000rpm, 28.0kgm @3,000rpm)、
超軽量ハイパワー4WDターボです。スタートダッシュが鋭く、スポーツ走行時の
中低速コーナー(40-100km/h)では素晴らしい立ち上がり加速を発揮します。
吸排気系・ECUチューニングで250-260psまで出力を軽く向上できるそうです。

足回りはEvo.3と同じ、ボディー周りはEvo4-6と共通化しているのにも関わらず
車両重量が1,260kgと軽い。これはEvo.4以降(車両重量1,350-1,480kg)と比べて
フロント側の重量が100-200kgも軽く、練習と腕次第で非常に鋭いコーナーリング
ができるようになります。

敢えてシーケンシャル4ATを選択して両脚2ペダルコントロールをしています。
限界速度のコーナーリング時に安定した姿勢制御ができるのが大変魅力です。
オーバースピード気味でコーナーに進入し、2速(5MTの3速相当)アクセル全開で
少しテールスライドさせながらの高速コーナーリングが爽快です。

POTENZA RE-050 205/50R16 87Vが入ります(雨天時のスポーツ走行に強い)。
フロントのマクファーソンストラットには標準で-ネガティブキャンバー角が1°ほど
入っているようで、コーナーリング時に外側タイヤの接地感が良いです。

任意保険の等級が95psランサーと同じで安いです。ハイオクガソリン仕様で、
燃費は峠走行で6-7km/L、長距離走行で7-9km/Lが目安です。

不満な点

普段の街乗りでさえ恐ろしくブレーキが効かないことにまず驚きました。
峠で10-20分ほど流すと簡単にフェードするので危なくて使えなかったです。
・DELPHI/Lockheed Type ZR (カーボンメタリック系複合素材 50～850℃)
・DELPHI/Lockheed ブレーキ＆クラッチフルード DOT 5.1 (271℃/184℃)
ハード走行後や月1回ほど一人でエア抜き・フルード交換(500cc)しています。

ボディ剛性が完全に不足です。スポーツ走行時にはボディがグニャグニャで
中高速のコーナーリング時にボディが歪んで気持ち悪いアンダーを生じます。
・CUSCO ストラットタワーバーOS(F:550-540-A, R:508-541-A)
・マルシェ ストラットサイドタワーバー(スーパー筋金君 Evo.4-6)
・三菱純正 Lancer Evo.5 RS リアエンドクロスメンバー MR412407
CUSOCO ロワアームバー(F/R)を装着したいのですが、どのメーカーもAT車は
使用不可なので、Evo.3用を改造するか、自作することを検討しています。

電装系のシャーシグラウンドの配線が凍結防止剤によって腐食し、点火系の
配線をダメにしていました。24Kメッキ処理済みのアーシングキットでバイパス
したところ、全回転数域でトルクが向上し、2,500-6,200rpmで気持ち良く加速、
180km/hを超えてもさらに加速が続くようになりました。点火系のメンテナンス
を併用したところ、トータルでトルクが体感的に2割ほど向上しました。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験