車が乗り手を選びます
曲がらないとか止まらないとか噂されますが、峠では問題なくランエボやインプレッサを追いまわせています。
確実に腕の問題です。
しか
2010.12.20
- 総評
- 車が乗り手を選びます
曲がらないとか止まらないとか噂されますが、峠では問題なくランエボやインプレッサを追いまわせています。
確実に腕の問題です。
しかも明らかに車が乗り手を選ぶ機体です。
カタログではどんな人でもスポーツを・・・と謳っていますがそんな事はありません。
試乗させてもらって運転しずらいと感じたらその時点で諦めてください。
相性が悪いのに無理して運転して「遅い」とレッテルを貼るのがオチです。
おそらく、世の中には、この車を遅く走らせることしか出来ないか、とんでもなく速く走らせることが出来るかのどちらかのドライバーしかいないと思われます。
車幅が広いのでコーナーリングはとにかく安定。
ただ、"4WDS" なので、高速での急激な切り込みには他車にない独特なテクニックが必要です。
車重が重いのは事実なのでブレーキングを駆使するのではなく、4WDとエンジントルクを駆使した走り方をすれば速いです。
通常のイコールコンディション(要するにノーマル同士)なら同クラスのス●プラのような国産スポーツカーやR32~34G●Rとか言った2ドアスポーツセダンが相手ならば負ける要素はありません。
一般的に言われているそれらに勝てないと言われるのは、パーツが豊富でチューンされた機体たちと、パーツが少ないがためにノーマル状態とを比較しているからです。
R32~34のG●Rが自他共に国産車最速だと言われるのは、俗に言う集団幻覚と言われるものです。
- 満足している点
- とにかく速い。
現時点の国産車では、これを越える美しいスタイルの機体は登場していない。
雨の日の高速では4WDと車重のおかげで速度をまったく落とす必要がない。
(バトルの時はこれが重要で他車では逆立ちしたって出来ない芸当)
もともと海外用320馬力のあるエンジンを国内用に280馬力に拘束しているので、デチューンされている部分を修正すれば見違えます。
パーツは少ないですが、存在しなくはありませんので上手にチューンすれば良い車になります。
他車と比較して、エンジンの作り方はとにかく頑丈(乱暴とも言う)なので、少々ムリなチューンでも高出力が得られる。
曲がらない止まらないと信じて煽ってきた他車の焦る様子が手に取るように判って優越感に浸れる。
- 不満な点
- ドアのレギュレーターに致命的な欠陥があります。
ドアが巨大なため窓ガラスが極端に重く、レギュレーターがドアの重さを支えきれなくてよく窓がドアの中に落ちてしまいます。
レギュレーターそのものは数千円ですが、数年に一度は左右交互にレギュレーターを交換しており、今では自分で交換出来るようになってしまいました。
前期モデルはミッションが強大な動力を支えきれずに良く壊れてリコールが起きています。
幅が広いので狭い道が苦手です。
とにかくグラマーなスタイルなので頭が入ったからと言って、巨大なお尻が抜けるとは限りません・・・・。
リアスポイラーのせいでルームミラーから後続車が見えない。
車内の収納スペースはグローブボックスかセンターボックス以外はないので、小物とか地図とかおやつとか格納するのは諦めてください。
車が乗り手を選ぶので、腕が悪いと誰が運転しても遅い車になってしまう。
エンジンの固体差が大きくハズレるとチューンしてもあまり良い結果が出ないこともある。
ノーマルのままだと高回転が伸びないので高速域での加速が鈍る。
パーツを探すのに苦労する。
エアロパーツに下品なデザインのものが大多数を占める。
デザイン的にもともとの完成度が高いのでマッチするエアロは数少ない。
最近は動力性能がよくなった高速セダンやミニバンにさえ煽られる。
とにかく馬鹿にされる。 車間距離を詰めてこられる。
雑魚を相手に熱くなっても仕方ありません。
あとは、なにはともあれ、車が人を選ぶがために、悪評が多い。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験