三菱 eKスペース 「軽のプラットフォームではなく小型車用のプラットフォームらしい」のユーザーレビュー

noy******** noy********さん

三菱 eKスペース

グレード:G(CVT_0.66) 2020年式

乗車形式:マイカー

評価

3

走行性能
3
乗り心地
3
燃費
2
デザイン
3
積載性
3
価格
3

軽のプラットフォームではなく小型車用のプラットフォームらしい

2022.1.8

総評
軽専用のプラットフォームではなく、日本のように路面が比較的整備されているところ以外も走ることを前提にしている小型車用のプラットフォームとのことなので、外国車のようにシャーシーに金がかけられていて、車体の剛性が高いのは分かるけど、やはり外国車みたいに重い。重いからマイルドハイブリッドが入っているけど、機能するための条件が狭く、ただでも燃費が悪化する冬季はほとんど機能しない。しかも充電制御によって極端にメインバッテリーへの充電を絞っており、冬季は走行翌日には11V台に下がるほど。充電不足でサルフェーションの発生傾向が高くなる。その結果、メーカー設計では10年使えるはずのメインバッテリーがわずか1年で要交換になる。ハイブリッドはメインバッテリーの能力が低いと機能しないように設定しているので、こんなバッテリーの充電制御では、冬季はほとんど機能しない。メーカーはカタログ燃費を追究し、販売台数を稼ぐために極端な充電制御をしているのだと思いますが、購入したユーザーは、バッテリーの頻繁な交換費用と、ハイブリッドが機能しない故の鈍重さと低燃費を負わされる羽目になる。ディーラーはバッテリー交換で儲かるかもしれないけど。充電制御が利かず、充電しっぱなしになるように小細工してみたけど、充電制御をしている時と、実燃費はほとんど変わらなかった。しっかり充電して、バッテリーの劣化を防ぎ、ハイブリッドもまともに機能させ燃費を低下させないようにした方が、ユーザーの購入後の評価が上がり、それが口コミとなり、販売台数の増加に貢献するのでは。購入を検討している見込み客は、カタログ上の燃費よりも、e燃費やみんカラのユーザーの実燃費を見ているのでは。実燃費が悪いと見込み客は逃げるだろうけど、その原因が極端な充電制御にあることを日産は分かっているのかなあ。かつての軽の燃費競争にとらわれたままの頭の古い営業販売側がカタログ燃費をもっとよくしろと開発に圧力をかけたため、開発側はメインバッテリーの能力低下でハイブリッドが機能しないのを承知で充電制御を極端にかける設定にせざるを得なかったとかだったら、日産の会社としての体制に問題が。そんなことだから、スーパーハイト売り上げ4位から浮上できないのでは。
満足している点
電動パワステが自然。当たり前のことみたいだけど、そうでないクルマは存在し、運転してい本当に疲れる。このクルマは一日中運転していても疲れない。
不満な点
充電制御が極端でメインバッテリーが干上がるような状態になっており、そのせいで劣化が早いので毎年交換しなければならない。また、メインバッテリーが充電不良だとハイブリッドが機能しない設定になっているので、燃費が悪い。
デザイン

3

美しさは無いですが、ダサくも無いので不満無いです。逆に頑張ろうとしていきり立って格好悪いのよりはずっといいです。フルオートエアコンに使いにくいタッチパネルをあくまでも使おうとする姿勢には旧態依然としたものを感じて嫌ですが。
走行性能

3

昔の軽に比べるとはるかに力がありますが、それでも軽ゆえに非力な割に、車体が重いので鈍重。登録車に比べてです。普段からジェントルな運転を心がけているので、問題無いです。しかし、エアコンをかけている時、交差点などで曲がろうと減速している時に、40kmから30kmまで減速した時に不規則に回生ブレーキが抜け、あわててブレーキを踏み増ししなければ追突しそうになるといった怖いことがよくあります。
乗り心地

3

やはり背が高いなりの揺れ方をする。不安を感じることや不快を感じることはないけど。サスペンションは初動がすごく柔らかい。外から指一本で車体をゆすれるほど。初動を越えたところは硬目だと思う。そのおかげでカーブとかで不安なく曲がれるのかも。限界を超えれば転倒すると思いますが。

減速している時、必ず時速10kmのところでCVTがロックアップを解除するため軽くガクッとショックがあり、特にどういう理由か、それが不意にガコッと大きくなることがあるのには慣れられない。また、スーパーなどの駐車場内などで時速10kmを前後するような速度で走っているとロックアップ解除を繰り返すのでガコガコとなる。
積載性

3

ラゲッジスペースの底板を発泡スチロールで支えているのには驚いた。今どきのクルマはこんなものかいなと。満タンの灯油缶を並べておくと耐えられるのか不安。なので、灯油の買い出し(18L缶6缶)の時は後部座席の床に並べてます。灯油漏れ対策や出し入れがたいへんだけど。

長尺物を載せようと、後部座席を前に倒しても後部座席の厚さがそのまま段差になるので積みにくい。

そもそもバックドアが大きくて開閉がたいへんなので、普段の食料品のまとまった買い出しでスーパーなどをハシゴする際は、スライドドアで開け閉めできる後部座席の足元に設置した巨大な保冷ボックスと、常温可な食料品を後部座席にシートベルトで固定したマイ買い物かごに入れています。

雨天時の荷物の出し入れ時には、バックドアが雨よけになるので、後部席のスライドドアを開けての出し入れで車内外共に雨ざらしになるよりはいいけど、バックドアを閉じる際にバックドア上に溜まった雨水が滝のように落ちてくるのを避けなければならないのもなあ。。。
燃費

2

気温が15度くらいを下回ると、せっかくのマイルドハイブリッドが機能しない時がほとんどになり、実燃費が1/4程低下する。20km/L弱が15km/L弱まで低下する。総評にも書いたけど、極端な充電制御でメインバッテリーを干上がらさせ劣化させているから。モーターアシストをするのはサブバッテリーだけど、ハイブリッドはメインバッテリーが充電不十分だと機能しない設定になっている。だったら誰も信用していないカタログ燃費上のわずかな燃費を稼ぐために充電制御するよりも、大幅な実燃費低下を防いだり、メインバッテリーを短期間で要交換に陥らせないためにしっかりメインバッテリーに充電するように設定するべきなのではと思う。
価格

3

最近、クルマが高騰しているのは登載されているソフトウェアの量が膨大になっているかららしいけど、それにしても高い。国内専用の軽四のためにリソースを割かなければならないメーカーはたいへんだろうなあ。軽四という枠が無くなれば、国外向けのクルマとソフトウェアを共通化できるので、もう少しましになるのかもしれませんが。
故障経験
極端な充電制御のせいで、バッテリーが常に干上がる直前のような状態なので、サルフェーション傾向が強く、バッテリーを毎年交換しなければならないことには閉口する。マイルドハイブリッドも機能すれば燃費や走りにおおいに貢献しているのに、極端な充電制御がぶち壊している。バッテリー不調の心配をしながら維持するのは不安でならない。こんなクルマは初めてで、非常にストレスを感じる。

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