三菱 エアトレック 「生涯最高の車」のユーザーレビュー

生涯最高の車

2018.6.5

総評

機械として劣化しないのなら永遠に付き合っていきたい車です。
まさに相棒というのに相応わしい車です。
トラック程ではないけれどかなりの量が積めるラゲッジルーム、積めない荷物は日曜大工の一部の大物くらい。
乗車人数もミニバンよりは少ないけれど、突発的に6人以上を1台でこなす機会は滅多に無い。
走行性能も生粋のスポーツカーのタイムアタックや、ジムニー等のオフロード性能にはそれぞれ及ばないけれども、どちらもほどほどに対応できる。
車としてトレードオフの機能や性能を全て及第点で纏められた素晴らしいバランスの車です。
もちろんナンバー付きの車なんだから移動した先で駐車することは絶対条件、だから駐めるのに不自由がないギリギリのサイズ。
全ての性能を80点前後でまとめた車はこれだけでした。
そしてこれだけの動力性能を持ちながらもRV・SUVカテゴリなので任意保険料が安いです。

一人で何台も車を所有できるのならば話は変わりますが、人生でたった1台だけを選ぶことになるなら私はこの車を選びます。

満足している点

クロスオーバーSUVの先駆けとも言えるパッケージング
キャッチコピーはスマートオールラウンダー

旧式の機械式駐車場が使える全高
コインパーキングで不便の無い最低地上高
不意な買い物にも対応する広い荷室
5人乗ってもゆとりある後部座席
土砂降りの雨の高速道路も安定するシャシ
峠道でもグイグイ進むエンジン
凍った陸橋、大雪の新雪でも他車を引っ張れる牽引能力
誰でも運転できるAT仕様

移動する為の道具としてこれ以上は無いというくらい煮詰められたパッケージング
キャッチコピー通りの万能車で、開発コンセプトの実現度は100点満点です

不満な点

唯一燃費。
ROM書き換えで多少改善してますが、今時街乗り7km/Lはキツい。
先日長距離移動で6時間ほど80km/h定速で走りましたが、12km/L。エンジンオーバーホールの時期でしょうか(笑)

デザイン

3

走行性能

5

ROM書き換え・エアクリ交換のみで最高速270km/hを確認。
コーナリングは峠の深いコーナーでは多少のアンダーが出るが、ちょっとハイスピードで流す分には充分。
ATミッションはMTの様なダイレクト感は無いがパワーバンドをキープする程度のマニュアルシフトは可能。
もっとも学習型ATのINVECSは優秀でマニュアルモードにせずとも峠の1コーナー目からすでにシフトアップすることなく扱いやすい。トルコンATの到達点に達していると思います。攻めている時はもちろん、ドライブの山登りでも不要な変速が無いのは優秀です。
足回りと駆動系の悪路走破性も必要充分で及第点。

乗り心地

5

前席は悪くないです。スポーツSUVならこれくらいでしょう。
後部座席はちょっとわかりませんが、マフラー音はこもってるかもしれない。

積載性

5

冷蔵庫OK
定尺盤(1820mm×910mm×30mm)×2枚搭載可能。
↑２つが入れば私用でも仕事でもちょっとしたお買い物で他に積めない物はないかと。
通常使用では5人出張、キャリーケース5台搭載可能。

燃費

2

下道7km/L
高速道路完全定速で12km/L
数年前は下道9km/L、高速17km/Lぐらいだったんですけどね。エンジンや駆動系のベアリングなど、だいぶヘタってます
過去最高はトラックのスリップストリームを使って、まさかの22km/L

価格

3

故障経験

純正HIDバラスト(＠10万kmくらい)
ISCサーボ(＠10万kmくらい)
エアフロ(＠12万kmくらい)
ラジエターアッパータンク割れ(＠15万kmくらい)
運転席パワーウインドウレギュレーター(16万kmくらい)