ミニ MINI Crossoverハイブリッド 「目的が合えば」のユーザーレビュー

しにあ しにあさん

ミニ MINI Crossoverハイブリッド

グレード:クーパー SE クロスオーバー オール4_RHD_4WD(AT_1.5) 2017年式

乗車形式:マイカー

評価

3

走行性能
4
乗り心地
3
燃費
4
デザイン
3
積載性
4
価格
4

目的が合えば

2021.6.19

総評
実家との往復ほぼ毎日往復15km、実家に充電設備あります。ほぼEVとして使用しています。燃料はいつ入れたか記憶にありません。結論から言うと私の使い方にはよく合っていました。ただよく言われるアンチEVの方がPHVならと言いますが使った経験から言うとやはりコストの違いは明らかで、バッテリー走行ぎりぎりまでいくと、うーんここからガソリンを燃焼させるのかと考えてしまいます。この車は特に電気とガソリンの走行性に違いがありすぎます。往復30KMまでが理想的な使い方、それ以上を常用する場合はディーゼルを買った方が良いと思います。何せ電池スペースの為燃料タンクは36リッター、満充電ガソリン満タンの場合でも航続距離は500kmに届かず、とても中途半端と判断します。片道15kmまではほぼ燃油代はゼロ、それを越えると一気に負担が増えます。いきおい15kmまでの移動で充電する為に帰宅するという使い方がベストになります。私の使い方には合っていましたし、特にモーターで後輪駆動で走る時のスムーズで爽快な加速、アクセルオンで向きも変えられますので、ミニらしくはないですがFFのガソリン車とは一線を画した走りです。急速な電動化の中、最後になるであろう直列6気筒FRの6MTに乗り換えますので今回手放しますが、近い将来また所有すると思います。発展著しいジャンルですので熟成に期待したいと思います。
満足している点
モーターでのスムーズな加速とRRの操縦性
不満な点
三気筒エンジンの不快な振動とFFの操縦性
デザイン

3

ミニのイメージ、でもミニではない。今更ですが名前はミニでも普通に大きい。ライトやテールランプ周りなど細かい仕様がハッチバックより洗練されていない。
走行性能

4

充電があればRR?(モーター後ろですので便宜上RRとします)のEVとして加速も旋回も素晴らしいです。電池のおかげで前後の重量バランスがガソリンFFモデルより改善しています。一方ガソリンFF駆動に切り替わると全てが悪い。三気筒で1.8トンの車体が鈍重、ハンドルに伝わる不快なトルク、エンジンの振動・・・差がありすぎます。モジュラー化は仕方ないですが三気筒です。初めて乗りましたが全く満足できるレベルではありません。基本的にFFのエンジンとRRのモーター2つのユニットがばらばらに仕事をしています。ハイブリッドモードでのモーター+エンジンでの全開加速は素晴らしいです。とはいうもの通常EVモードで走行時は基本エンジンは動きません。急に大出力が必要でモードを切り替えて全開するとモーターに加えエンジンがいきなり全開運転を始めます。すなわち冷間でいきなり全開することになるのでこれはエンジンに良いはずがありません。フルパワーを常用する場合はメーターで水温計を表示できますので一定の範囲で暖気運転かたがたエンジンを回しておいた方が無難です。また背高でクロスカントリー的なスタイルです。この冬タイヤ半分くらい埋まりそうな新雪を含む雪道を走りました。スバルなどがこだわる前後を含めた差動制限での4輪駆動を全く別のアプローチで成り立つ走破性です。前後別ユニットで駆動するわけですから前が埋まろうと後ろが埋まろうと無関係に反対側を駆動し前進し続けます。タイヤ半分埋まっていていざチェーンかと考え始め、立ち往生し始める車を横目に見ているうちに峠を越えてしまいました。これは素晴らしい。ただ常時4輪駆動で走るモードがないのであくまで前後回転差が出た時にアシスト、当然モーターの方が反応は早いのでエンジン駆動モードでFF走行して後輪に介入させるという形で、トラクションコントロールをオフにして常に踏み込み気味で前輪を空転させ後輪を回すように走るしかない。でもそんな面倒なことをしなくても結果としてFFベース+RRで走破してしまい、他のどの車とも違うユニークな感覚です。ラリーカーでもないのでこれでよいのかと。昔よろしくメカドックでエンジン2台積んだピアッツアがありましたがあんな感じと言いますか・・・。一方ブレーキはもう少し熟成が必要です。電気とディスクブレーキの連動がいまひとつと感じざるを得ません。電気走行時はエンジンブレーキでの減速もできないので何とかならないかなと思います。荷重の少ない後輪の電気ブレーキでは限界があるか?電気ブレーキ常用と思えないくらいホイールが汚れます。 
乗り心地

3

当時PHVがi8,225xeとMiniのSE、あとプリウスと三菱しかなかっただけであまりRVの背の高いのは好きではありませんが消去法で選びました。やはり腰高で最後まで好きになれませんでした。重量感のある良い意味でどっしり、悪い意味でもっさりな印象です。乗用車としてみた場合は快適で悪くはないと思います。
積載性

4

全長は4.4mありません、というか4.4m近くある。フラットにすれば普通の小型ステーションワゴンです。もはやミニではない。
燃費

4

これは充電をどれだけ行うかにかかっている。充電を常用すれば無限大、電池なしでガソリンだけで走った場合航続距離とタンクから推定するとおそらく10-12キロ程度しか期待できないと思います。電気フルでスタートして400キロ程度のドライブで16キロ程度、ディーゼルの方が良いでしょう。ここがPHVの妙で充電すれば燃費は稼げます。ただし出先で2.5時間普通充電してプラス30キロの電気走行というのは全く実用的ではありません。約1万km乗りましたがそのうちガソリンでは1500km程度、8500kmはモーターで走っています。生涯燃費は33KM/Lですがあまり参考にならないでしょう。トヨタのハイブリッドと違ってほぼ自分で駆動方式とエネルギー源を選択して走行出来ます。放電しきった時、エンジンモードで高速道路などを走ると1時間程度で満充電されます。後輪を引きずって発電しているはずなのでその分ガソリンを消費していると思います。外部から充電しない限りエネルギーが生まれてくるようなことはないでしょう。結局モーターのRRで走ったほうが明らかに快適です。でもホンダ日産のように発電専用というようにはなりません。また冬季の暖房ですがエンジンの排熱を使用していないのでしょうか?暖房を使用すると電気での走行距離が減ります。冷房使用時も同様に減ります。拙宅のミニはマイナーチェンジ前の7.7KWバッテリーモデルです。フル充電は深夜電力で約100円、32KM程度走れます。日本車のようにV2H機器には一切繋がりません。
価格

4

ディーゼルの4WDより安い価格設定、現在の水準からすればこんなものかと思います。ディーラー試乗車2000km走行、車検2年半残りを値打ちに購入しました。今回車検1年残りでBMWに戻りましたがとても満足のいく値段で引き取られました。1年半前の購入時期と現在の同年式の販売価格が古くなっているにもかかわらずあまり変わらないように思えます。昨年モデルからBMWともどもバッテリー容量が大きくなりました。機能的に進化しているので、特に中古は今後の値動きが気になります。性能だけなら不人気と思われるBMW225xeでもよいかと。
故障経験
試乗車落ちの新車を2年で手放した為全く故障はありません

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