2020年9月
■2020年9月
BMWは、プラグインハイブリッドの「ミニクロスオーバーPHEV」を2020年9月30日にマイナーチェンジ、同日より販売を開始した。
今回のマイナーチェンジでは、内外装デザインをメインとしたリフレッシュを実施。フロントグリル、前後バンパーのデザインを刷新し、LEDヘッドライトの形状を従来の丸型から角型に変更した。リヤLEDコンビネーションランプも他のミニと同じく、ユニオンジャックをモチーフとしたデザインとした。
オプションの「ミニ オール4エクステリア」を装着すると、前後バンパーにアルミマット調の加飾、同色のアンダーガードが装着される。また、「ピアノブラックエクステリア」を選ぶと、ライトやフロントグリルまわり、ドアハンドル、リヤゲートのCrossoverエンブレムなどのパーツがピアノブラックでコーディネートされる。
ボディカラーには「セージグリーンメタリック」、「ホワイトシルバーメタリック」、「ムーンウォークグレーメタリック」の3色が追加された。
装備では、コーナリングライト付きLEDヘッドライトおよびLEDデイライトリングが標準となる。ナビゲーションシステムにはタッチパネル機能とともに手元でも操作可能なコントローラーを装備。新型マルチディスプレイメーターパネル、ヘッドアップディスプレイはオプションとして用意されている。
2022年1月1日には価格改定を実施した。
同年6月1日には価格改定を実施した。
■2022年6月
BMWは、「ミニクロスオーバー」に特別仕様車「アンテイムドエディション」を設定して、2022年6月16日に発売した。
「アンテイムドエディション」は「クーパーS E クロスオーバー オール4」をベースに、“飼い慣らせない遊び心”をテーマに、完全CGIで生成されたクリエイティブの世界の中でアンテイムドエディションの遊び心を表現して、専用のボディカラーやハイグレードな仕様とした特別仕様車だ。
エクステリアは、専用ボディカラーの「モメンタム・グレー」に、ブラック・ルーフを採用。ピアノ・ブラックのパーツを随所に取り入れるとともに、MINIエンブレムやエアインテーク、アンダーガードなどの加飾パーツをボディカラーと統一することで、落ち着きあるモノトーンとしている。また専用の18インチ2トーン・カラーのホイールを装備した。
インテリアは、自然からインスパイアされたブルーとグリーンを基調とした。運転席メモリー機能付の電動シートとシートヒーターを備えたMINI Yoursレザー・ラウンジシートとドアのアームレスト部分を専用色ハイランドグリーンで統一し、インテリア空間を落ち着いたイメージに仕上げている。また専用インテリアサーフェスは、フローズンブルー塗装にUntamedのロゴが浮かび上がる特別仕様で、カスタマイズ可能なアンビエントライトを備えている。高品質ナッパレザーを用いたステアリングホイールのスポーク下部にはUntamedエンブレムをあしらい、雄大なランドスケープをモチーフとしたドアシルプレートやフロアマットなど、インテリアの随所に専用デザインを施した。
安全装備や運転支援システムは、前車接近警告機能や衝突被害軽減ブレーキ、レーンディパーチャーウォーニング機能を標準装備した。またクルーズコントロール、パークディスタンスコントロール(フロント&リア)、縦列駐車をサポートするパーキングアシストパッケージなどを装備して、安全性を向上。さらにApple CarPlayでiPhoneをMINIのセンターディスプレイに表示し、タッチ操作でGoogle MapやiPhone純正マップの使用、電話やメッセージの送受信などが可能。またMINI APP接続など、インテリジェントなコミュニケーション機能も多数装備している。
■2022年11月
BMWは、「ミニクロスオーバー」に特別仕様車「アルバート・ブリッジ・エディション・PHEV」を設定して、2022年11月10日に発売を開始した。
同特別仕様車は、プラグイン・ハイブリッド・モデルである「クーパーS E クロスオーバー オール4」をベースに、限定のボディカラーやレザーシートなど、上質な装備を与えた内容になっている。
「アルバート・ブリッジ・エディション・PHEV」というネーミングの由来になっているのは、英国ロンドンのテムズ川にある趣あるアルバート橋で、夜間は美しくライトアップされ、ロンドンの名所となっている。ミニは2030年代に全モデルの電気自動車化を目指しており、プラグインハイブリッドモデルである今回の特別仕様車を、現行モデルから電気自動車への架け橋となるモデルと位置付け、アルバード橋の名前を取り入れたという。
エクステリアでは「ミニ」の3ドア、5ドア、コンバーチブルで人気のある「ルーフトップ・グレー」を特別装備し、ブラック・ルーフ、ブラック・ミラー・キャップ、ピアノ・ブラック・エクステリアとのコンビネーションで、都会的かつスポーティな印象に仕立てた。加えて、19インチのアロイ・ターンスタイル・スポーク2トーンのホイールが「ミニ クロスオーバー」のパワフルなSUVらしさを強調し、ミニのプラグインハイブリッドモデル専用カラーである黄色を基調とした専用パーツが各所に採用されている。
インテリアでは、「ミニ クラブマン」の専用シートとして人気を博した「レザー・チェスター・インディゴ・ブルー」を特別装備。深く美しいブルーがドアトリムおよびダッシュボードのアクセント・ストリップと連動し、インテリア全体に一体感をもたらしている。インテリアサーフェスには「ミニ ユアーズ インテリア・スタイル・シェーデッド・シルバー・イルミネーテッド」を採用し、ダッシュボードを彩るイルミネーションが上質な室内空間を演出している。また、今回の特別仕様車の限定デザイン・パーツとして、専用バッジを施したフロアマットやエンブレム入りのドアシルを装備しているほか、上質なレザーを用いたナッパ・レザー・ステアリングのスポーク下部にも「アルバート・ブリッジ」のロゴが配されている。
装備面では、前車接近警告機能、衝突被害軽減ブレーキ、レーン・ディパーチャー・ウォーニング機能を標準装備。また、ストップ&ゴー機能付きのアクティブ・クルーズ・コントロール、パーク・ディスタンス・コントロール(フロント&リア)や縦列駐車をサポートするパーキング・アシストなども備え、安全性をさらに向上させている。さらに、Apple CarPlayでiPhone上のコンテンツをセンター・ディスプレイに表示し、タッチ操作でGoogle MapやiPhone純正マップの使用、電話やメッセージの送受信などが可能なほか、MINI APP接続など、インテリジェントなコミュニケーション機能も装備している。