メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン 「新しい(S206)Cクラスワゴンに乗ってみた。」のユーザーレビュー

こゆ&すいぱぱ こゆ&すいぱぱさん

メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン

グレード:C220d ステーションワゴン アバンギャルド(ISG搭載モデル)_RHD(AT_2.0) 2021年式

乗車形式:試乗

評価

3

走行性能
3
乗り心地
4
燃費
-
デザイン
4
積載性
3
価格
2

新しい(S206)Cクラスワゴンに乗ってみた。

2022.2.12

総評
自動車メディアで大絶賛中のCクラスなので、自分のV60がさぞかしボ○グルマに思えるのでは、と覚悟を決めて(?)試乗した。
いつもの青山界隈の試乗であったが、ロードノイズは流石にV60より抑えられているなと思った。しかし、後で自分の車で同じコースを走ったのだが、幸か不幸か、それ以外の違いは分からなかった。つまり、V60も負けてはいない、と思った。
先代W205/S205もとてもいいクルマだったのだが、この試乗コースで乗った限りにおいては、先代から大きく進歩したところは感じられなかった。
逆に、マイルドハイブリッド化によると思われる、ブレーキングの違和感は最後まで慣れなかったし、パワーシートやドアミラー調整までタッチ式にしてしまったのは、改悪でしかないと思う。
もちろんメルセデスの看板車種なので、今回もプレミアムDセグメントの大本命なのは間違いないところだが、他のライバルを圧倒しているか?と言われるとそうじゃないような気がする。
☆を3つにしたのは、自分がこのクルマに800万円投じるのは躊躇すると思ったから。
満足している点
1. 内外装の品質感の高さ。
2. 静かさ。落ち着いた足捌き。
3. アイドリングストップから再発進するときのスムーズネス。
4. 最新のインフォテイメントシステム。
不満な点
1. ブレーキのフィーリングがどうにも自分の感覚に合わない。
2. 相変わらず左足元が狭い。
3. 妙にタイトで身体が落ち着かないフロントシート。
4. スイッチ類がほぼタッチ式で操作しづらい。
5. 液晶のメータパネルがドライバーのやたら近くまで迫っていて見辛い。
6. 細いところだが、ウィンカーレバーが価格不相応に安っぽい。
デザイン

4

外観は最新のメルセデスデザイン文法に則ったもの。全幅1,820mmと比較的コンパクトなのも良い。

内装は最新のSクラスの如く、センターに巨大な液晶パネルが鎮座する。やはり縦に長い液晶パネルは、見やすい。
その一方で、メータパネルの液晶はドライバーにやたら近く、老眼持ちには見づらい。オプションのヘッドアップディスプレイを使えと言わんばかりだ。もっとも、そのヘッドアップディスプレイは表示が大きくて、非常に見やすかったが。


AMGラインのフロントシートは更に立体的な形状になったが、以前よりも増してサイドサポートがタイトになり、ペダルを踏むたびに身体が飛び出そうになる。
ウェスト約80cmの自分ですらそう感じたので、体格の良い方はさぞかし乗りづらかろうと思う。


ちゃんと座っていないのだが、ホイールベースが長くなったのでリアシートは広くなったらしい。
ただ、未だにエアコンが2ゾーンのままなのはどうだろう。ゴルフだって3ゾーンなのに。
それにしてもアンビエントライトばかりだな。夜間運転で目障りになりはしないか。


パワーシートの操作スイッチは、一見従来のメルセデス流だが、静電タッチ式となっている。これが全くクリック感が無くて、ブラインド操作しづらい。
そもそも、メルセデスではパワーシートのスイッチをドアに付けているが、シートを後ろに下げるとどんどんスイッチが遠ざかるのは、あまり良い配置とは思えない。
やはり、パワーシートのスイッチはシートに付いている方が使いやすい。
走行性能

3

今回試乗したのはC220dなので、先代同様に2L直4ディーゼルターボ、200ps/440Nmを発揮。9段ATと組み合わされる。
先代に比べて格段に静かになったとは思わないが、メルセデスのユニットらしく、粛々と仕事をこなすイメージ。

今回よりISGと呼ばれるマイルドハイブリッドシステムが組み合わされるが、アイドリングストップからの再発進が非常にスムーズで、いつエンジンがかかったのか分からないほど。

その一方で、ブレーキの効かせ方にはかなり違和感あり。途中で急に回生ブレーキが効くため、所謂カックンブレーキになりやすい。自分の運転がすごく下手になったような気がした。
乗り心地

4

街中しか乗っていないので限定的な印象しか書けないが、ロードノイズの遮断が巧みで、さすが高級車らしい乗り心地であった。

AMGラインは18インチタイヤを履くが、乗り心地は滑らか。多分3シリーズのMスポーツより良いと思う。
積載性

3


FRでライバルより控えめなサイズのため、ラゲージスペースはそれなり。
しかし、リアシートが電動で倒れるのは良いところ。
燃費

-

ディーゼルなので、リッター二桁kmは期待できよう。
価格

2

今回試乗したC220dワゴンは705万円。
オプションのAMGラインが32.6万円、ヘッドアップディスプレイが15.4万円。
諸費用コミコミで800万円と考えると、ビミョーな感じ。これなら2年落ちの先代を500万円程度で買った方がお得なんじゃなかろうか。

なお、昨今の半導体不足の影響で、納期がかなりかかるらしく、1年以上お待たせするかもしれません、とスタッフの方に言われた。しかもハンズフリーテールゲートオープナーやブルメスターオーディオシステムも付けられないらしい。
どう考えても、今は「買い」の車じゃない。
故障経験
試乗につき、今回は割愛。

下記のリンクから「みんカラ」に遷移して、違反報告ができます。

「みんカラ」から、違反報告をする

メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン 新型・現行モデル

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。

ユーザーレビューを投稿する

ユーザーレビューを投稿する

※自動車SNSサイト「みんカラ」に遷移します。
みんカラに登録して投稿すると、carview!にも表示されます。

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示
carview!の最新情報をチェック!
Facebook
carview!公式Facebook
最新のクルマ情報をお届けするcarview!オフィシャルページ(外部サイト)

carview!公式X(旧Twitter)
carview!の中の人がクルマ情報をポストする公式アカウント(外部サイト)

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離