navymercedesさん
メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン
グレード:C200 4マチック ステーションワゴン ローレウスエディション(BSG搭載モデル)_RHD_4WD(AT_1.5)
2019年式
乗車形式:マイカー
通勤、仕事、買い物など普段使いにもマルチに使えて便利♪
2020.3.7
- 総評
- 内装、外装、ドアの開閉など、あらゆる箇所にメルセデス・ベンツならではの、重厚感と質感の良さが感じとれます。
CクラスのAMGラインのステーションワゴンは、どの角度から見てもカッコいいと思います。
前から見ると迫力あるベンツのダイヤモンドグリルとカッコいいヘッドライト、
横から見れば、リヤサイドウインドウのシルエットはクーペライクな流れるようなスタイリングで美しい。
後ろから見た目は、エレガンスで美しいヒップラインで力強さも感じられます。
高級感がありながら、上品で荷物も多く積め、使い勝手よく、
なにより走っていて楽しい、バランスが取れた、いいとこ取りの完成された車だと思います。
- 満足している点
- 車両のモニターで確認できる取扱説明書が、細かく且つ分かりやすくビジュアル的に確認でき、動画説明もあるのは便利。
車両に不具合や異常を感じた場合、手持ちに携帯が無くても、車両には4Gの通信端末が標準搭載されているので、オペレーターボタンを押せば、自動で車両データを送信して、24時間365日いつでもメルセデスMEオペレーターと繋がり、会話ができるのは安心できます。
また万一、事故などの非常時の際には、自動で緊急連絡が発信される以外にも、まるでミサイルの発射ボタンのようなフタ付きのSOSボタンで緊急時の通話もできるので安心。
オペレーターには、ホテルの予約や、レストランの検索などナビ連携で利用できるのも便利ですが、最初だけでは最近は利用していません。
◯自動駐車アクティブパーキングアシストが便利
センサーで空間を認知し、縦列&並列駐車時のハンドル&ブレーキ操作を自動化。
パーキングセンサーボタンを押せば、自動的にセンサー感知してから、駐車場所のスペースをいくつか提案されるので、
止めたいパーキングスペースを決定するだけで、自動ハンドル操作でぴったり真ん中にバック駐車。
もちろんハンドルは自動で曲がるので、ギリギリの狭いスペースへの駐車であった場合、ハンドル操作を車に自動操作で任せるのは、最初はかなり怖かったが、ぶつけることはありませんでした。
狭い場所へ駐車するのが苦手な人は恩恵を感じるかと思います。
◯夜間は、車外車内のLEDライトが、カッコいい!
運転席に座り、Sクラスと同じ、ジェットエンジンのようなボタンを押したあとは、ヘッドライトが、ショーが始まる前のライトのように左右に動いて照らす事もあり、
コックピットから離陸するイメージを抱き、毎回テンションがあがって発進できます。
シートベルトは、運転前に気を引き締めるため、自動を選択しています。
◎高い次元で満足しています。
動力性能、乗り心地、安定感、静粛性があり、燃費も1500ccのマイルドハイブリッドなので、パワーがある割に燃費がよく、使い勝手共に高次元で非常にバランスが良く取れていると思います。
エアサスを下げてローダウンすると車高の低いスポーツカーのようなスタイリングになり、
反対に車高を上げるとワゴンタイプなので、特に横から見ると、SUVチックで、ワイルドなスタイリングに見えます。
↓(エアサスで車高を下げた状態)
↓(エアサスで車高を上げた状態)
- 不満な点
- ✖️その1:4名乗車時の狭さに不満
大人5名乗った場合では、狭く窮屈です。
大人5名乗車で長距離ドライブはかなり無理があります。
後部座席に大柄な男性が2人座った場合は、4名乗車でも快適とは言えません。
もちろん後部座席に小柄な男性や女性、子供であれば、4名乗車でも窮屈さは一切感じられず、長距離でも十分に快適だと思います。
また前席を前にスライドすれば、かなりスペースが出来るので、オプションの折り畳みテーブルをつければ長距離でも更に快適なVIP席になるかと思います。
Cクラスのセダンやクーペと比べれば、ステーションワゴンの場合、後部座席もの高さが有る為、頭上が広く高さは十分なため、後部座席の圧迫感は緩和されます。
Cクラスは、2名乗車であれば、快適そのもので、大きさに不満はありません。
前の座席を一番後ろに下げれば、190cmの身長でも、膝を曲げずに足を前に伸ばしきる事が出来、
そのままリクライニングすれば、本格的な熟睡も可能です。
4名乗車がメインの場合は、後部座席も広いEクラスをおすすめします。
✖️その2 カーナビ機能が役に立たない
10.25インチのウルトラワイドモニターは、画像が非常に鮮明で、地図表示も幅広く迫力ある表示でランドマーク敵な建物も完璧に再現されているので、
テンションもあがるほど、美しいと思えるグラフィックで満足していますが、
カーナビのGPS精度は高いのでいいと思いますが、実際にナビとしての操作性や、使い勝手がひどく、ルート経路の選択も結果ミスマッチであったり、非常に不満です。
音声入力を含む目的地設定も、設定までの手順が多く、結局最後に間違ってしまい、また初めからやり直しが必要など、一筋縄で設定できません。
また音声入力する場合、スマホとの接続を外しておく必要があるのも面倒です。
肝心のナビ案内中のルートラインの表示が非常にわかりにくく、肝心のルートラインが、途中で消えてしまう事までまであり、その場合どこに目的地設定されているか不安になりますが、肝心の目的地までのルート経路の確認が出来ません。
なお、正面に表示されるナビの補助画面での、右折や左折表示はわかりやすく◎です。
地図の範囲表示を大きくするとルート経路が見れないうえ、先の経路をマップをスクロール確認が出来ない事は致命的です。
1万円の安物ナビと比較しても、精度は除き、こちらの方が、使いにくく不便です。
モニターは、COMANDシステムとしては、非常に多くの機能を表示できて、現在位置の地図表示確認としてもとても便利に使えますが、
初めての場所に行く場合のナビは、止む無く、モニターをスマホ連携のCarPlayにして、Yahooカーナビのアプリに頼っています。
- デザイン
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- 走行性能
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- ★車体の割に小回りが5.1mと小さい。
4輪駆動の4MATICを選択しなかったのは、日常用途で4駆を必要としない事もあるが、
市街地メインで使うこともあり、試乗でFRの方が4駆に比べ小回りが利いたのが購入を決めた理由です。
★日本の道路事情では、パワーは必要充分
走行モードをスポーツプラスに切り替えすれば、アクセルを踏めば高速道路でも、すぐに法定速度を超えてしまいます。
国産車のように最高速度180km/hでのスピードリミッターによる制限もなく、ドイツ本国では200km/h高速巡航も難なく普通にこなすCクラスなので、スピード設定や前車両を追尾でオートクルーズしない場合、メーターを見ながら運転していないと、高速でも非常に静かで安定した走りなのでスピード違反であることにも気が付きません。
普段は、バランスがとれるコンフォートモードで設定していますが、ハンドルが思い通りに遊びなくキビキビ動くのは間違いなくスポーツモード以上になります。
スポーツモードプラスでは、とにかくコーナリング能力が高く、ハードに走ってもバランスを失うことが一切ありませんでした。
私も20代30代の若い頃には、馬力やパワーばかりを求めていたので、V8の排気量5000cc以上のアメ車ばかりを愛車に乗っていた時期がありましたが、特にコルベットは馬力があることで、普通にスピード違反ばかりしていました。
一般道路で走るなら、新パワーユニットのM264エンジン 直4ガソリンターボ1500cc(48V BSG )のパワーで充分で、
これ以上のパワーは普通に市街地を走る分には十分すぎると感じています。
- 乗り心地
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- エアサス搭載車であることもあり、乗り心地はいいと思います。
現行C クラスから、日本での販売は、道路事情からもランフラットタイヤを廃止してその分かなり乗り心地がよくなったそうです。
- 積載性
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- 通常時でもゴルフバッグは横にしても置けるおける十分な広さがあり、リヤシートより後方の空間は470ℓもあります。
更にワンタッチボタンでリアシートを倒しフルフラットにすれば自転車も積める広大な荷物室に!
テールゲート自動開閉は運転席からもリモコンからでもハンズフリーでも可能なので便利。
タワーパーキングに駐車する際はキーロックボタンを押して閉めれば、オートロックされるのも便利。
荷物室はテールゲート連動で自動巻き取り式のトノカバーで目隠し。
シートは3分割(4:2:4)で倒せて非常に使い勝手がいい。
中央だけ倒せば、4名乗車して釣り竿も積載OK
床下サブトランクには付属のパンク修理キットや、小物、コンテナ(折りコン)2個の収納も可能。標準装備でリバーシブルのラゲッジマット(高級感ある絨毯裏面撥水ラバー素材)、カー電源、収納スペース、収納フック、
荷崩れ防止セーフティネットは、トノカバーにあるのでいつでも簡単に使えて合理的。
- 燃費
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- 高速道路と一般道路の場合や、走行モードの切り替えを行う事で大きく変わります。
マイルドハイブリットは、燃費の向上というよりも、48Vを使って高効率化と加速やパワーにEQブーストの恩恵を受けています。
具体的には、トルクの落ち込みをそっとアシストし、加速をよりスムーズにする他、
エンジン始動も滑らかに、クランキング振動の低減も実現しています。
C220d ディーゼル車も試乗しましたが、ディーゼル音は本当に静かでしたが、
エンジンをかけた状態で、ディーゼルエンジンだということが全くわからないレベルではないことと、
新設計の1.5Lターボエンジンに付随する48Vの電気システムとBSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)によるマイルドハイブリッド装置が魅力に感じて購入にいたりました。
結果、パワー十分で、ハイオクガソリンですが、燃費はかなりよく個人的にC200に決めて正解でした。
- 価格
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- 故障経験
- 今のところ不具合なし
走行に不具合や故障があれば、メルセデスに自動送信されます。
新車購入とメルセデス正規保険全加入の為、万一故障しても不安要素や心配する事もありません。
2018年7月からのマイナーチェンジで、外観はそれほど変化がないように見えますが、
構成部品の約半分もの6500ヶ所もの改良を加えたことで、これまでの不具合もマイナ-チェンジ後は改善されているそうです。