メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン 「内装の高級感は同クラスの他車を圧倒」のユーザーレビュー

内装の高級感は同クラスの他車を圧倒

2016.12.22

総評

2015年式で納車1年ぐらいになるがスタイリング、実用性、安全性、そこそこの高級感で考えると満足度の高い車だと思う。600万円台という価格はCクラスで考えると高いと思うが最先端の安全装備を考えれば保険代として納得した。一方、型遅れのATはスムーズさを欠き車を安っぽくしてしまう。エアサスは乗り心地の良さの意味合いではスポーツ仕様の方向性にマッチしておらず、中途半端な感じだ。ただ総合的に見れば満足している。現在のところDセグメントのワゴンでCクラスに勝る車は無いと思う。

満足している点

BMW3シリーズワゴンからの乗り換えだが、圧倒的に内装の高級感がある。ボディは派手さを抑えシンプルにまとめたデザインが新鮮。シンプルが故にセダンだと多少物足りなく感じるが、ワゴンだとボリューム感が増して全体のバランスがいい。また標準の安全機能がかなり充実していて一昔前のSクラスのように感じる。車のサイズが都内では扱いやすく停める場所を選ばない。

不満な点

エアサス（前記のとおり）。
ATの変速ショックが大きい。メルセデスの7ＧATは市販車に搭載されてから15年ぐらい経つが、初期の頃から言われていた変速ショックは一向に改善されていない。Ｃクラスとはいえ一般的には高級車の類なので残念だ。
ナビの性能（操作性、案内、マップの精度）が悪い。以前に乗っていたBMWやレクサスの方が格段に良かった。

デザイン

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走行性能

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要所でパワー不足を感じるため基本スポーツモードで走行。コンフォートでも街乗り燃費は8ぐらいなのでスポーツでも大差はない。車格のわりにハンドルが切れが良く小回りが利く。代車でＥクラスワゴンを運転した時、Cのように曲がらなくて焦った。ディストロニックプラスは高速道路の渋滞時にとても便利で重宝する。

乗り心地

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C200はエアサスだがコンフォート走行でも乗り心地はメカサスと大きくは変わらない。理由はランフラットタイヤとの相性が悪いからだと思う。なんちゃってのAMG仕様でもメルセデスが手掛けるならAMGに恥じないパッケージにするべき。乗り心地を追求するエアサスに大径ホイール、低扁平ランフラットタイヤはアンマッチなのだから、スポーツサスと組み合わせてBMWのMスポーツのようにスポーツ走行に徹した仕様にしたらいい。唯一このエアサスの利点はリフトアップできるので大きな段差に対応できることぐらいである。

積載性

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特筆する部分は無いが満足している。

燃費

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コンフォートで8、スポーツで7、高速道路で14ぐらい。ストップ＆ゴーを頻繁にする都内道路ではこんなもん。

価格

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故障経験

CDチェンジャーのフリーズ。ディーラーでプログラム修正をしてもらったが、改善されず再びディラーに連絡すると直せないので今後はCDボタンを長押し（リセット）して自己対処してほしいと言われた。