最新のディーゼルって、2000ccで170馬力なのに、トルクはガソリン車4000cc並みの40kg超なんですが、実際のところ速いの遅いのどっちなんでしょうか。

Question

基本的に加速（0〜100km）はトルク、最高速は馬力と聞きますが。

Answer 1

現行Ｃクラス（２０５）ワゴンのガソリン（Ｃ２００）から
ディーゼル（Ｃ２２０ｄ）に乗り換えましたけれど、
動力性能に差はないですよ。

Ｃ２００は１８４ｐｓ、３００Ｎ・ｍ。
Ｃ２２０ｄは１７０ｐｓ、４００Ｎ・ｍ。
馬力で１４ｐｓのダウン。トルクで１００Ｎ・ｍのアップ。
ただし車両重量はＣ２２０ｄの方が１００ｋｇ重いです。
で、実際には知らせて見てどうかと言うと、加速などに差はないです。

たとえば高速の合流をあげると、
５０ｋｍ／ｈで加速車線に進入し、そこからアクセルを踏みこめば、
どちらも加速車線の終盤では１２０ｋｍ／ｈ近くに達します。
追い越しも同じです。
ディーゼルだから鈍いという事はありません。

試乗で初めてディーゼルに乗った時も、
ガソリンのつもりでアクセルを踏んだら、
あっという間に６０ｋｍ／ｈに達してしまい驚きました。
信号がなかったら８０ｋｍ／ｈに届いたと思います。
（制限５０ｋｍ／ｈの国道の話です）

ディーゼルの低回転でのトルクの太さは、
ターボがなかった時代からトラックやバスに
使われていたことからわかります。

私の車も箱根や富士山の急坂を上る時、
前の車についていくだけなら１１００回転で足ります。
アイドリングよりやや上の回転数です。
追い越しをするためにここからアクセルを踏んでも、
２５００回転も回せば十分以上です。

よくディーゼルは高回転が苦手で、頭打ちになると言う人がいますが、
高回転まで回す必要がありません。
３０００回転で十分です。
新車で買って４年になりますが、
４０００回転まで回したのは、ほんの数回です。
ですから動力性能の点では、
ガソリンとディーゼルとの間に実用上の差はないと言えます。

Answer 2

加速力は、トルクではなく馬力で決まります。

極端な例でいうと、
F1マシンと、私がこぐ自転車は、トルクは同じくらいです。
どちらも30～40kgmくらいでしょう。体重70kgで50cmくらいの車輪に体重をかければトルクはF1並みです。

しかしそのトルクを発生する回転数が全く違います。
どれだけのトルクをどれだけの回転数で発生するかの指標が馬力です。
馬力＝トルク×回転数
です。
F1は2万回転くらいで発生させますから馬力がすごいです。

もし回転数を固定して考えると、つまり
同じ回転数なら、トルクが大きいほうが加速が上です。
ディーゼルとガソリン、どちらも2000rpmくらいで流しているとき、
トルクが大きいディーゼルのほうが加速が上です。

Answer 3

2500cc 280PSの5MTガソリン車から
2000cc 170PSの6MTコモンレールディーゼル車に
乗り換えました。
ディーゼルはトルクがありますが、回転数が低いし
そもそも飛ばす気にすらなりません。

Answer 4

ターボで過給しているためです。特にディーゼルは頑丈なのでブースト圧が高く普通車でも1.5～2kかかっています。

ブースト1.5kというと排気量が2.5倍です。
2000ccのエンジンなら5000cc相当です。

ただディーゼルは頑丈でパーツ重量があり上まで回らないので馬力が低くなります。(馬力を上げるためには高回転化か大トルク化のどちらかです)

なのでカタログほど速くありません。ただし町乗りはトルクのある領域を一番使うのでめちゃくちゃ速く快適に感じます。

同じくらいのガソリンターボとよーいドンで加速すると最初一瞬前に出ますが直ぐにシフトアップがきてガソリンにおいてかれます。

Answer 5

高回転まで回らないエンジンは、馬力が低いので全ての面で遅いです。

450Nm/2000rpmって

225Nm/4000rpmのエンジンに、2分の１倍速のギアを組み合わせたのと同じだよ。

Answer 6

エンジン単体での技術的なことであれば、理論上はそうなるだろうが、
じゃあ実際にクルマに取り付けてみました、だけでもさまざまな条件がある。
トランスミッションとの兼ね合い、ギア比 トルクの出し方、ECU管理などなど、キリがない。
エンジン単体は、技術的によろしいものであっても、クルマとして根本的にどうよ、と尋ねられて正しい解答が出せる車体が、どのくらいあるだろうか。

Answer 7

実際のところ速いの遅いのどっちなんでしょうか。


速い・遅い・なら

遅い