スタッドレスタイヤの10年前との技術・性能・耐久性・価格の差などを教えて下さい。

Question

特にメーカーには拘らず一般的なお話しでも結構です。特定のメーカーの例でも結構です。
よろしくお願い致します。

Answer 1

スタッドレスタイヤの10年前との技術・性能・耐久性・価格の差などを教えて下さい。
※代表的なタイヤメーカーでブリヂストンタイヤのカタログでは１９７０年くらい？のカタログでラジアルスノータイヤはデーターが証明する高性能としてA社ラジアルタイヤ・B社普通タイヤ・C社スノータイヤでコーナーリングパワー比較と転がり抵抗係数比較でウインターラジアルタイヤがいいと記載されています。
１９８５年のウインターラジアルのカタログにはスタッドレスタイヤ・スパイクタイヤのWT-03・WT02がともに新登場とのっておりスノータイヤを上回る、氷上ブレーキ性能 スノータイヤを１００（２９．３ｍ）としてスタッドレスタイヤ８５（２４．８ｍ）・スパイクタイヤ６７（１９．６ｍ）。氷上発進テスト、スノー１００・スタッドレス９３・スパイク８４。氷上コーナーリングテスト、スノー１００・スタッドレス７９・スパイク８０です。〈日本自動車タイヤ協会データー〉。
ホロニックWT-07・08のカタログ（このころからBSのカタログの名称がウィンターラジアルからスタッドレスに変更になった。）では （社）日本自動車タイヤ協会資料
☆タイヤの種類/凍結路/滑り易い圧雪路/普通圧雪路/積雪。凍結していない道路 スノータイヤ △/ △/ ◎ /○ スタッドレスタイヤ ○ /◎ /◎/ ○ スパイクタイヤ ◎ /◎/ ◎ /× 。
☆登坂性能
スノータイヤ・スタッドレスタイヤ・スパイクタイヤ 普通圧雪路 試験勾配ともに13％。
滑り易い圧雪路 試験勾配 スノータイヤ4％・スタッドレスタイヤ7％・スパイクタイヤ13％。
路面の違いによる制動性能（速度４０km）。
☆タイヤの種類/普通圧雪路/ 滑り易い圧雪路/ 凍結路
スノータイヤ 100（23m） /100（45m） /100（72m）
スタッドレスタイヤ 100（23m） /89（40m） /82（59m）
スパイクタイヤ 100（23m）/ 78（35m） /65（47m）
<JATMA昭和６１年データ>
氷上ブレーキテストでブリザックPM３０・MZ０１・０２のカタログには記載がなく（PM１０とPM２０のカタログはもってませんのでわかりません。）
２０００年のカタログにはMZ０３とMZ02との比較が記載されており１５％アップ、
２００３年のカタログにはREVO１とMZ03との比較１１％アップ、
２００６年のカタログにはREVO２とREVO１との比較１２％アップ、
２００９年のカタログにはREVOGZとREVO２との比較１２％アップ、
２０１３年のカタログにはREVOGZとVRXとの比較１０％アップ
ウエットブレーキテストで２０１３年のカタログにはREVOGZとVRXとの比較１０％アップです。
ウインターラジアル ＷＴ02・03 アイスコンパウンドⅡ
ホロニック ＷＴ07・08 アイスコンパウンドⅡサイドグリップホール ＲＣＯＴ
ＰＭ-30 発泡ゴム （マルチセルコンパウンド） ＲＣＯＴ 横方向サイプを大幅に増加 大小6本のストレートグループ ワイドトレッド化
ＭＺ01 発泡ゴム （マルチセルコンパウンドＺ） ジグザグサイプ
ＭＺ02 連鎖発泡ゴム ドーナツ ダブルジグザグサイプ
ＭＺ03 メガ発泡ゴム ＡＱドーナツ 3Ｄ-スクラムサイプ・・・
ＲＥＶＯ1レボ発泡ゴム ＡＱドーナツⅡ 3Ｄ-スクラムサイプ・・・
自分の持っているカタログデータにはまだまだ書かれています。
ヨコハマ・ダンロップ・ミシュラングッドイヤー・・・もっと書きたいですがこのへんにしておきます。
ついでに付け加えておきます。価格は定価で205/65Ｒ15サイズでＷＴ02・03にはサイズがなく（この時代は70 80 82） ホロニックＷＴ07：30,000円 ＰＭ-20 33,100円 ＰＭ-30 33,100円 ＭＺ-01 34,800円 ＭＺ-02以降価格がのっていません。
以上です。

質問者からのお礼コメント

具体的な数値データに基づいた丁寧なご回答ありがとうございました。

Answer 2

10年前と比較すると大幅に性能は向上しています。特に止まるまでの制動距離が短くなっています。また、凍った路面にもかなり強くないいています。価格はむしろ、安くなっていると思います。人気はブリジストンのブリザックでしょうね。ちょっと高価ですが・・・。
他メーカーも飛躍的に向上してますよ。