マツダ ロードスター 「人生を豊かにしてくれる」のユーザーレビュー

人生を豊かにしてくれる

2018.11.7

総評

再来年に就職を控えてる娘が買い換え候補ナンバーワンにしてるため、実益を兼ねて親として事前情報を得るために試乗してみたけど、大したもんだったなぁ。
恥ずかしながらMTに乗るのは10年ぶりくらいで、かなりぎこちない運転だったけど、それでも最高に楽しいクルマってことは十分以上に分かったわ。
クルマの重量というものを感じさせず、これだけ軽々と思い通りのドライブができたのは、長いドライバー人生の中でも飛び切りの体験だったと言えるかな。

ま、娘がこれを買うかどうかは新社会人になってからの財力勝負（親として買い与えるのは学生の間だけ！）だろうけど、たまに触らせてもらうためにも彼女には頑張ってもらいたい(笑)。
つーか、レンタカーででも借りてまた乗りたいなぁ。

これに乗れば、人生が豊かになりそうです(激賞)。

満足している点

これまでもハンドリングに優れたクルマには、わが愛車も含めていくつか乗ってきたけど、これほど軽々とドライブできるクルマは初めて。
カー・オブ・ザ・イヤーを獲得し、巷でベスト・ハンドリング・カーという評価を獲得しているのも、当然だと思える楽しい試乗だったなぁ。

ボリュームあるフェンダーなど、凹凸がはっきりしたエクステリアも、国産車にはなかなか見られなかった、分かりやすいカッコ良さをアピールしていて文句なし。

手に入れやすい価格帯で、これほどのスポーツカーが販売されているというのは、ドライバーにとって非常に幸せな現実じゃないかなぁ。

不満な点

助手席のマヌケなカップホルダーを除けば、ほぼパーフェクトじゃないかなぁ。
家族持ちには向かないけど、セカンドカーを持てるなら真っ先に欲しくなるクルマだね。

デザイン

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走行性能

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マツダお得意のSKYACTIVE、1.5リッターエンジンは乾いたサウンドを奏でつつ、アクセルレスポンス良くビュンビュン回るし、不慣れなドライバーでもクラッチミートは容易(現代では当たり前?)。
ギアシフトはやや硬めに感じたが、間違えることなくコキコキと感触良く扱えた。
ハンドリングもレスポンスは抜群かつ、車が踏ん張るような感覚もなく、軽戦闘機のようにヒラリヒラリと軽々と方向を変えてくれる。
小型スポーツカーとしては先日スマート・ブラバスに驚愕させられたけど、あちらは小さいながらもドライブが重厚な感覚があったのに対して、こちらはとにかく軽い。
BMWのオン・ザ・レール感とは違う方向の、しかし手足のように扱える、素晴らしいハンドリング・カーだった。

乗り心地

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少々薄いかと思える純正シートのホールド性は、国産車、輸入車を問わず、乗った中ではダントツのナンバーワン。
レースカーのシートってこんなの?と思えるほど、ややゴツい私の身体にフィットしてくれた。
ヒップポイントが低くてレーシーな気分にさせてくれるけど、女性が乗り込むにはスカート厳禁だろうなぁ(苦笑)。
足回りの方は、やや硬くて凹凸は確実に拾ってくるが、決して不快ではなく路面情報として確実に伝えてくれる。
転がしてるとワクワクしてくるなぁ～

こんなにいいクルマなのに、一つだけマヌケだなぁと思ったのは、助手席のヒザあたりにカップホルダーが出っ張って設置されてるところ。
あんなのジャマで仕方ないって…(呆)

積載性

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趣味車であり実用性はカケラもないと思ってたけど、最小限の積載性はありそう（ディーラー曰く二人での一泊旅行ならOKとか）。
ちょっとした小物をリアシートに置くような、そういう利便性はまったくないけど、クルマの性質を考えればそれは許容すべきだろうね。

燃費

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価格

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故障経験