マツダ ロードスター 「自動車世界遺産 衝突安全基準や環境性能が厳しくなるこの現代において、その基準を満たした上でこの走行感覚を味わえるという事は、まさに自動車世界遺産です。」のユーザーレビュー

自動車世界遺産 衝突安全基準や環境性能が厳しくなるこの現代において、その基準を満たした上でこの走行感覚を味わえるという事は、まさに自動車世界遺産です。

2006.11.5

総評

自動車世界遺産
衝突安全基準や環境性能が厳しくなるこの現代において、その基準を満たした上でこの走行感覚を味わえるという事は、まさに自動車世界遺産です。現在の自動車市場は、不要な居住性や過剰な実用性、重厚長大的ファッション性が重視されています。その一方、走りについては「動けば良い」という風潮があり「走り」の本質が見失われている部分があるのではないでしょうか。ロードスターは車の本質のエッセンスを感じ取れる貴重な車種です。風を切って走ることの喜びをコレほどまで手軽に且つ快適に楽しめる車がほかに有るでしょうか？ロードスターのコンセプトが最新の技術でアップデートされ、日常的な快適性も手に入れた…奇跡的なことです。是非屋根を開けて試乗してみてください。

満足している点

○ドライブが非常に楽しい事。走る事が目的になってしまうぐらい。
○とにかく軽量な車体。軽い事は全ての面で最高の性能を発揮します。加速する、曲がる、止まる事が全て手の内で操れる感覚。それは「操縦する」ではなく「一体となる」不思議な感覚です。
○高速安定性も驚きのレベルです。180km巡航でも非常に安定しています。
○幌の設計は世界最高レベルといえます。手動でも全く問題なく着座したまま幌の上げ下ろしが出来ます。クロス幌モデルなら開放に3秒、閉じるのに5秒で事足ります。この部分だけでも世界最高の「オープンカー」と言えるでしょう。
○風の巻き込みが驚くほど少ないこと。サイドウィンドウを上げておけば、法定速度内なら髪がバタつくことも無く、快適なオープンエアドライブが楽しめます。更に、冬場のヒーターの効きも良く、真夏の昼間以外なら快適です。

不満な点

特になし。
敢えて言えば、軽量化とのトレードオフとして「音」。遮音材などは極力省いたため、ロードノイズは大きめです。また、エンジン音もスポーツカーらしく大きめです。
超ロングドライブでは最新のGTやミドルセダンに対してやはり疲労感はあります。この車に静粛性を求めてはいけません。そのような方は、走りの一体感の代わりに静粛性の高い車をお選びください。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験