2024年10月
■2024年10月
マツダは 「MX-30 EVモデル」の商品改良モデルを、2024年10月31日に発売した。
今回の改良では、快適装備や安全装備をブラッシュアップするとともに、他モデルに続いて特別仕様車「レトロスポーツエディション」を新設定した。
快適装備では、センターディスプレイを従来の8.8インチから10.25インチへと大型化。さらにUSB-Type A端子をUSB-Type C端子に変更したほか、Apple CarPlayに対応したワイヤレス接続機能の追加などをおこなった。
安全装備では、AT誤発進抑制制御(前方)の検知対象に歩行者を追加したほか、運転者のわき見を検知すると画面表示と警報音で注意を促す「わき見警報機能」、後席に取り残された乗員や荷物に反応する「リアシートアラート」や「バーグラアラーム(侵入センサー無し)」を新採用。
なお、パワートレーンの内容とラインナップは従来から変更なし。最高出力107kW(145PS)、最大トルク270Nmを発生するモーターを搭載した「EV」と、最高出力125kW(170PS)、最大トルク260Nmを発生するモーターに、発電用ロータリーエンジンを組み合わせたプラグインハイブリッドの「ロータリーEV」という2種類となっている。
今回から設定された「レトロスポーツエディション」は、ドアミラーやホイール、フロントシグネチャー、ルーフ中央部をブラックで統一したうえで、インテリアをテラコッタカラーとブラックでコーディネートしたほか、レガーヌをあしらったシートや、テラコッタカラーのステッチなどにより、レトロモダンな雰囲気を演出するモデルとなっている。
ボディカラーは、「ジルコンサンドメタリック×ブラック」「セラミックメタリック×ブラック」「マシーングレープレミアムメタリック×ブラック」の3種類で、いずれも2トーン色となる。